2010年4月25日日曜日

2010年4月26日~4月30日の日経平均予想



先週の株式市場は、ゴールドマン・サックスの訴追が嫌気され軟調に推移した。ただ、米国株の下落は1日だけだったのに対し、日本株は大型株が軟調で4日間下げる。一方、新興三市場は揃って年初来高値を更新した。日経平均は三週連続の下落で、週間の下げ幅は187円安となった。

今週の株式市場は大型連休を控え方向感の出にくい展開か。週末の米国株が続伸し、為替も円安基調になっていることから、週明けは節目の11,000円レベルでの寄付きが予想される。上値の目処は、日足基準線の11,070円、4月5日の高値11,408円。下値は3月に揉み合った水準が週足転換線レベルなので、10,750円前後が目先のサポートとして意識される。

国内の決算発表が徐々に出てくるが、前期の好業績は既に株価には織り込み済みである。今期の予想に関しては、アナリストは強気が多いが、企業サイドは傷が癒えたばかりで慎重な見通しが多くなると思われる。今期の予想があまりにもコンサバティブだと上値を抑える要因となろう。日経平均の予想レンジは先週と同じとする。

今週の予想レンジ: 10,800円~11,300円

更新日 2010年4月25日 株・個人投資家の喫茶店

2010年4月23日金曜日

2010年4月19日~4月23日の日経平均予想



先週の株式市場は、円安やインテルの好決算を受け米国株が上値追いとなったことから前半は堅調に推移。ただ上値は重く週末に失速した。週ベースでは102円安で2週連続の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開が継続か。日経平均は4月5日の11,408円が高値となり調整基調に入っている。週末の米国株が下落し、CMEの清算値が節目の11,000円を割れていることから、週明けの東京市場も売り先行の始まりとなろう。まずはテクニカルポイントが重なる11,000円の攻防が大きなポイントとなる、上値の目処は引き続き4月5日の11,408円。下値の目処は、2月9日の安値9,867円から4月5日の高値11,408円に対するフィボナッチ数、38.2%押しの10,819円、50%押しの10,637円。

今週の予想レンジ: 10,800円~11,300円

更新日 2010年4月18日