2010年11月28日日曜日

2010年11月29日~12月3日の日経平均予想


先週の株式市場は、朝鮮半島の地政学リスク・欧州財政問題と悪材料があったものの、日経平均は200日線をサポートに底堅い動きとなった。週ベースでは20.48円の上昇。

今週の株式市場は、朝鮮半島問題、欧州財政不安など外部要因を睨みながら不安定な動きとなりそうだ。主力株へのヘッジファンドの買い戻しは先週でほぼ一巡したことから、物色がどこに向かうのかが注目される。先週後半は超低位株が物色されたが、ちょっと質が悪すぎる。日経平均は、先週揉み合ったことからオシレーターの過熱感は若干緩和したが、裁定買い残は今年の高値を付けた4月の水準に近づいているで、きっかけ一つで裁定解消売りが警戒される水準になっている。米国は欧州財政不安と朝鮮半島の地政学リスクを受け有事のドル買いになっている。ドル安は米国経済を支えてきただけに、直近株価の振幅が徐々に大きくなっている米株の動きも要注意。

日経平均の上値抵抗としては、月足転換線10,102円、週足雲下限10,229円、週足雲上限10,401円。下値サポートラインとしては、200日移動平均9,913円、日足基準線9,640円など。予想レンジは先週と同じとする。

今週の予想レンジ:9,750円~10,250円

更新日 2010年11月28日 株・個人投資家の喫茶店

2010年11月21日日曜日

2010年11月22日~11月26日の日経平均予想


先週の株式市場は、米国のQE2を受けたあとのヘッジファンドの買い戻しが継続し、約5ヶ月ぶりに1万円台を回復した。週ベースでは297円の上昇。

今週の株式市場は、1万円を挟み揉み合う展開か。引き続き欧州のソブリンリスクや中国の金融引き締めなどが懸念材料だが、この辺は市場も消化してきているので大きな波乱要因とはならないだろう。とはいえ、オシレーター的にはかなり過熱感が出ており、スピード調整があって然るべきところ。その際、出遅れている中小型株に資金が回り物色が広がるかに注目したい。

日経平均の上値抵抗としては、月足転換線10,102円、週足雲下限10,229円、週足雲上限10,343円。下値サポートラインとしては、200日移動平均9,917円、11月のSQ値9,813円などが意識される。

今週の予想レンジ:9,750円~10,250円

更新日 2010年11月21日 株・個人投資家の喫茶店

2010年11月14日日曜日

2010年11月15日~11月19日の日経平均予想


先週の株式市場は、米国のQE2を受けたあと円高が一服したことで底堅い推移となった。週末は中国の金融し引き締めから売られたものの、週ベースでは98.82円高と2週連続の上昇。

今週の株式市場は、欧州のソブリンリスクや中国の金融引き締めなどが懸念材料だが、日本株は需給改善が相場を下支えし底堅く推移しそうだ。米経済指標の改善が確認されれば、このところ買い戻されてるドルが一段高となり日本株への支援材料となろう。

日経平均の上値抵抗としては、まずはSQ値の9,813円、200日移動平均9,930円、心理的節目の10,000円。下値サポートラインは、8月からレジスタンスだった現状の9,700円レベル、次は日足基準線の9,504円。予想レンジは先週と同じとする。

今週の予想レンジ:9,500円~10,000円


更新日 2010年11月14日 株・個人投資家の喫茶店

2010年11月7日日曜日

2010年11月8日~11月12日の日経平均予想


先週の株式市場は、FOMCを前に膠着感の強い始まりとなった。その後FRBの追加金融緩和を受け米株が急上昇となり、週末は日本株も買い戻しが優勢になった。

今週の株式市場は、QE2による過剰流動性を支えに底堅い展開が継続か。FOMC・米雇用統計と2大イベントを波乱なく通過したことで、米国株は落ち着いた動きとなりそうだ。日本株に関しては全て外部要因頼みという脆さはあるが、市場センチメントが改善してきたことはプラス要因である。ただ、円が依然高止まりしていることから1万円台の回復は簡単ではない。逆に円安に向かうようだと、1万円回復はあっという間だろう。

日経平均のレジスタンスとしては、週足基準線の9,719円。ここは9月から上値抵抗となっている9,700円レベルと重なる。その上は200日移動平均9,957円。下値サポートラインは、心理的節目の9,500円、日足基準線9,420円。週末にはオプションSQが控えているもあり、9,750円を中心に下は9,500円、上は10,000円を狙った仕掛け的な先物売買が波乱要因。

今週の予想レンジ:9,500円~10,000円

更新日 2010年11月7日 株・個人投資家の喫茶店