2011年7月17日日曜日

2011年7月19日~7月22日の日経平均予想



先週の株式市場は、欧米の債務問題や円高進行など外部環境が悪化し、日経平均は4週間ぶりの下落となった。週ベースでは163.26円のマイナス。

今週の株式市場は、夏枯れ相場のなか底堅い展開か。先週は悪材料が多かった割りには、200日移動平均レベルで下げ止まり底堅さを見せた。その最大の要因は日銀のETF買い入れだろう。この買い入れは主に9,500円以下で発動されていたが、株価水準に関係なく、TOPIXが前場に1%下がって
いれば入ることが先週12日に確認できた。現在、震災後の高値圏だが下値は売りづらくなったのではないか。ただ、これがボラの低下を招いているのは否めません。米国は主要企業の4-6決算が今週ピークを向かえ、デット・シーリングの引き上げ問題と共に注目される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の10,000円、週足雲上限10,102円、7月8日SQ値10,225円など。下値サポートは、200日移動平均線9,901円、日足基準線9,763円、日足雲上限9,667円など。予想レンジは先週と同じとする。

7月15日の東証一部:株価収益率(PER)15,34倍、 株価純資産倍率(PBR)1.06倍

今週の予想レンジ:9,800円~10,300円

更新日 2011年7月17日 株・個人投資家の喫茶店