2011年8月14日日曜日

2011年8月15日~8月19日の日経平均予想



先週の株式市場は、米国債の格下げをきっかけに世界的にリスクオフの動きが続き、日経平均は震災後の安値に迫る8,656円まで売られる場面もあった。日経平均は週ベースで336.16の下落。

今週の株式市場は、9,000円を挟み揉み合う展開か。週末の米国株が久しぶりの続伸となっており、週明けは東京市場も反発しての始まりとなろう。東証1部の株価純資産倍率(PBR)は0.96倍と割安水準にきており、オシレーター的にも短期売られ過ぎを示唆している。ただ、頼みの外国人は自国のマーケットで痛んでおり、3月の時とは違い有力な買い手は不在である。自律反発した場合も、長らくボックスの下限だった9,300~9,400円どころがレジスタンスとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、SQ値の9,054円、日足基準線9,432円、日足雲下限9,710円など。下値サポートとしは、8月9日安値8,656円、3月15日終値8,605円など。

8月12日の東証一部:株価収益率(PER)13,71倍、 株価純資産倍率(PBR)0.96倍

今週の予想レンジ:8,700円~9,400円

更新日 2011年8月14日 株・個人投資家の喫茶店