2012年11月25日日曜日

2012年11月26日~11月30日の日経平均予想

2012年11月22日 日経平均チャート

先週の株式市場は、衆院解散とそれに伴う金融緩和期待から円売り・日本株買いの流れが継続した。日経平均は週ベースで342.64円の上昇。

今週の株式市場は、短期的な過熱感はあるが、円安継続なら9,500円をうかがう展開か。安倍氏の一連の金融緩和発言から、ユーロは主要企業の想定為替レートを大きく上回る107円近くまで上昇しており、この影響は非常に大きい。勿論、期待感が先行し過ぎている面は否めず、いずれ政策の実現性などを冷静に織り込みにいくことが考えられる。しかし、今は先のことは考えず、安倍トレードに乗れと言う動きになっており、好需給を支えに、疑問を抱えながらも踏み上げ的に9,500円を超えていくことも考えられる。

今週の日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の9,500円、9,750円。下値サポートとしては、週足雲上限9,285円、週足雲下限9,195円、200日移動平均線9,079円、日足基準線8,993円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.07倍 PBR0.96倍 予想配当利回り2.42%

今週の予想レンジ:9,200円~9,600円

更新日 2012年11月25日 株・個人投資家の喫茶店

2012年11月18日日曜日

2012年11月19日~11月22日の日経平均予想

日経平均チャート2012年11月16

先週の株式市場は、衆院解散とそれに伴う金融緩和期待から円安が進行し、2週間ぶりに9000円台を回復した。日経平均は週ベースで266.56の上昇。

今週の株式市場は、次第に上値が重くなる展開か。先週からの流れがどこまで継続するかは為替次第となるが、9,000円台にのせてきたことで利益確定売りや戻り待ちの売りも多くなる。アメリカ、欧州、中東と外部環境が不安定な中、節目の9,200円どころを抜けるには新たな好材料が欲しい。

今週の日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線9,073円、週足雲下限9,195円、週足雲上限9,317円。下値サポートとしては、日足雲上限8,901円、25日移動平均線8,886円、日足雲下限8,799円、日足基準線8,782円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.48倍 PBR0.93倍 予想配当利回り2.50%

今週の予想レンジ:8,750円~9,200円

更新日 2012年11月18日 株・個人投資家の喫茶店

2012年11月11日日曜日

2012年11月12日~11月16日の日経平均予想

日経平均チャート2012年11月9日

先週の株式市場は5日続落となった。注目の米大統領選はオバマ氏が再選を果たすも、ねじれ議会の継続も決定し「財政の崖」問題から米株は下落基調を強めた。日本株は円高の進行や、欧州景気の悪化、国内のさえない決算も重しとなり、日経平均は週ベースで293.62の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開が継続か。先週の下落でテクニカル的なサポートが次々とブレイクされ、現状の8,750円レベルで踏ん張れないと、次のサポートは8,500円くらいしか見当たらない。円高の進行が止まるかどうかにかかっている。今後注意したいのは、ヘッジファンドの11月決算に伴うポジションのアンワインド(巻き戻し)、ロング・ショートのアンワインドが入ると、割高な株は更に割高に買われ、割安な銘柄は更に売られることになる。昨年、日経平均が安値をつけたのもこの11月。商いも細っているので株価の振幅が大きくなることが考えられる。ただ、昨年も11月に異常な安値をつけた銘柄は春先にかけ大きく戻しているので、アンワインドで機械的に売られる銘柄を安く拾えるチャンスとも言える。

今週の日経平均の上値抵抗としては、日足基準線8,782円、日足雲下限8,808円、日足雲上限8,944円、200日移動平均線9,074円。下値サポートとしては、先週のSQ値8,745円、心理的節目8,500円、10月15日安値8,488円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.03倍 PBR0.90倍 予想配当利回り2.56%

今週の予想レンジ:8,500円~9,000円

更新日 2012年11月11日 株・個人投資家の喫茶店

2012年11月4日日曜日

2012年11月5日~11月9日の日経平均予想

日経平均チャート2012年11月2日

先週の株式市場は、日銀の金融政策決定会合の結果が注目材料だったが、ほぼ市場予想通りの内容となった。このため発表直後は材料出尽くしから売りが優勢になったが、翌日からは決定会合の内容をあらためて評価する声もあり指数は持ち直した。日経平均は週ベースで118.16円の上昇。

今週の株式市場は一進一退か。金融緩和と足元の業績不安の綱引き状態が続き、方向感が定まらない展開が続きそうだ。今週は6日に米国で大統領選と上下両院議員選挙が行われる。選挙の結果も気になるところだが、国内も決算発表が続くことから、個別銘柄を中心とした決算プレーが中心の相場となろう。チャートは200日移動平均の9,071円を早期に回復できるかがポイントとなる。その上は8月から戻り高値になっている9,200円レベルだが、今週は9日にオプションSQも控えていることから、権利行使価格の9,250円と合わせ意識される。

今週の日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線9,071円、週足雲下限9,195円、9月19日高値9,288円、週足雲上限9,398円。下値サポートとしては、75日移動平均線8,870円、日足雲下限8,808円、日足基準線8,782円、心理的節目8,750円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.05倍 PBR0.93倍 予想配当利回り2.49%

今週の予想レンジ:8,750円~9,250円

更新日 2012年11月4日 株・個人投資家の喫茶店