2013年5月26日日曜日

2013年5月26日~5月31日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年5月24日
先週の株式市場は、週の半ばまでは円安や堅調な欧米市場を受け高値を更新したが、木曜日には先物にサーキット・ブレーカーが発動する急落となり、金曜日もザラ場の値幅が1,000円を超えるなど不安定な動きが継続した。日経平均は週ベースで525.67円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。異常なペースで騰がり続けた反動が出ただけとも言えるが、歴代10位の下落率はインパクトが強かった。大型連休が明けてからは、東京市場のマネーゲーム化が強まっており、理屈や水準感で売り買いする相場ではなくなっていた。今週も先物のアルゴリズムを使った高速売買が相場の主役となり、上下どちらに振れるかは予断を許さない。また、テクニカル的な節目を狙って仕掛けも入るので注意したい。ただ、市場参加者のセンチメントに関しては、急落のショックはあっても、わずか1日だけの下落なので悪化するまでには至っておらず(100円ずつ10日下げる方がセンチメンは悪化する)依然として上方向へのバイアスの方が強い。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線14,962円、心理的節目の15,000円、22日の終値15,627円など。下値サポートとしては、日足基準線14,474円、25日移動平均線14,303円、心理的節目14,000円50日移動平均線13,483円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.65倍 PBR1.33倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:13,900円~15,300円

更新日 2013年5月26日 株・個人投資家の喫茶店

2013年5月19日日曜日

2013年5月20日~5月24日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年5月19日
先週の株式市場は、米国株の高値更新やG7財務相・中央銀行総裁会議で円安批判が出なかったことも追い風に堅調な展開が続いた。日経平均は週ベースで530.58円の上昇。

今週の株式市場は、引き続き上値を試す動きが継続か。週末の米国株が史上高値を更新し、ドル円も103円台に乗せてきていることから、週明けも買いが先行しそうだ。日経平均は、日足転換線をサポートに強い上昇トレンドが継続しており、突発的な悪材料でも出ない限り、なかなか崩れそうにない。ただ、月足ベースでの移動平均線からの乖離率は既に2005年を大きく上回っており、幾らなんでもペースが早すぎる感は否めない。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,500円。下値サポートとしては、心理的節目の15,000円、SQ値の14,601円、日足転換線14,555円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.53倍 PBR1.40倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:14,750円~15,500円

更新日 2013年5月19日 株・個人投資家の喫茶店

2013年5月12日日曜日

2013年5月13日~5月17日の日経平均予想

2013年5月12日日経平均チャート(日足)
先週の株式市場は、米雇用統計が市場予想を上回ったことを受け、週初から大幅高でスタートした。その後も堅調な展開を続け、週末にはドル円が節目の100円を超えたことから、一段高となった。日経平均は週ベースで913.5円の上昇。

今週の株式市場は、高値追いの展開か。現在、2008年の戻り高値14,600円レベルにきているが、休み明けに更に円安が進めば15,000円乗せも十分。バブルと割り切り掴まるところまで参加するか、何もしないかの選択。上昇モメンタムが衰えを見せない中、逆張りでの安易な空売りは危険。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,000円。下値サポートとしては、SQ値の14,601円、日足転換線14,137円、心理的節目の14,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER19.08倍 PBR1.41倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:14,250円~15,000円

更新日 2013年5月12日 株・個人投資家の喫茶店

2013年5月5日日曜日

2013年5月6日~5月10日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年5月5日
先週の株式市場は、連休の谷間で参加者が少ない中、米国のさえない経済指標などを受けポジション調整の売りに押され、アベノミクス相場が始まってから初の4日続落となった。ただ、個人が中心の新興市場などは活況で大きく上昇した。日経平均は週ベースで190.09円の下落。

今週の株式市場は、高値追いの展開か。日本が連休の間、米雇用統計が市場予想を上回ったことで円安・株高が進行し、CMEの清算値は14,000円を大きく上回っている。月曜日の米国市場がどう動くかは分からないが、このままいけば連休明けはヘッジ売りが一気に買い戻され、窓を開けて年初来高値を更新する公算が高い。上に節目らしい節目はないが、2008年の戻り高値14,600円レベルが当面レジスタンスとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,250円、14,500円など。下値サポートとしては、心理的節目の13,500円、日足転換線13,585円など。

東証1部全銘柄 予想PER19.47倍 PBR1.38倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:13,750円~14,500円

更新日 2013年5月5日 株・個人投資家の喫茶店