2013年9月22日日曜日

2013年9月24日~9月27日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年9月20日
先週の株式市場は続伸。注目のFOMCは、市場予想に反し量的緩和縮小が見送りになり、米国は長期金利の急上昇、株高、ドル安と素直な反応となった。日本株は円高があまり進まなかったことから米国より堅調な展開となった。日経平均は週ベースで337.75円の上昇。

今週の株式市場は、オシレーターの過熱感と好需給の綱引き。先週末にセントルイス地区連銀のブラード総裁が、10月のFOMCで量的緩和の縮小に踏み切ることもあり得るとの見方を示したことで、週末のNYダウは185ドル安となった。しかし、10月には追加緩和を見送る一因となった米政府の債務上限問題が控えているので、そんなことは90%あり得ないだろう。22日のドイツ連邦議会選挙は、マーケット的にはほぼノーマークだが、野党が躍進するようだとその後の連立協議の難航が予想され、マーケットにはマイナス要因となる。国内は権利付き最終売買日を25日に控え、それまでは配当取りなどの動きも見られると思われるが、証券優遇税制が今年で終わることで、その後は大株主が徐々に持ち株を処分する懸念がある。

日経平均の上値抵抗としては、7月19日高値14,953円、心理的節目の14,500円など。下値サポートとしては、心理的節目の14,500円、日足転換線14,467円、日足雲上限14,054円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.79倍 PBR1.362倍 予想配当利回り1.59%

今週の予想レンジ:14,400円~15,000円

更新日 2013年9月22日 株・個人投資家の喫茶店