2013年10月27日日曜日

2013年10月28日~11月1日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年10月25日
先週の株式市場は、S&P500が史上最高値を更新したことで買い先行で始まった。政府機関の閉鎖で延期になっていた雇用統計は、市場予想を大幅に下回ったものの、量的金融緩和継続期待から米国株は堅調な推移を続けた。しかし、日本株は水曜日・金曜日の意味不明の先物売りで大幅反落となった。日経平均は週ベースで473.35円の下落。

今週の株式市場は、国内企業決算の本格化で上値の重い展開が継続か。東証1部は急落した日には売買代金が2兆円を超えるが、上昇する日の売買代金は1兆円5千億円程度が続いており、下では買いが入るが上値追いには慎重になっている。今週から決算も本格化することから、様子見ムードも一段と強まりやすく、薄商いのなか先物に振らされやすい展開が続きそうだ。週末の米国株が続伸していることから、目先14,000円割れは回避されそうだが、円高が進行したり米株が崩れるようなことがあれば、10月8日~9日安値の13750円レベルが意識される。ただ、需給面はそれほど悪くなく、戻すときも先物主導で早そうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線14,283円、25日移動平均線14,422円、心理的節目14,500円、9月27日高値14,817円など。下値サポートとしては、日足雲上限14,071円、日足雲下限14,069円、10月8日~9日安値の13750円レベル。

東証1部全銘柄 予想PER16.24倍 PBR1.32倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:13,750円~14,750円

更新日 2013年10月27日 株・個人投資家の喫茶店