2014年1月26日日曜日

2014年1月27日~1月31日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年1月26日
先週の株式市場は続落。週半ばまでは一進一退の動きを続けていたが、週末かけ中国PMIの下振れや、アルゼンチン・ペソの暴落をきっかけにリスクオフの流れとなり、指数は下値模索の展開となった。日経平均は週ベースで342.90円の下落。

今週の株式市場は、海外市場を睨みながら不安定な動きが継続か。週末の欧米株が売られ、CMEの清算値が15,000円を割り込んでいることから、週明けは15,000円の攻防から始まりそうだ。中国のPMI、中南米通貨の急落を受けたリスクオフの流れがどこまで続くかは予断を許さないが、先進国経済は堅調なことから深刻に考える向きは少ない。ただ、週明けは75日移動平均線を割り込んでくることは確実なので、週内にここを回復できるかがポイントとなる。

今週は28~29日に開催されるFOMCにも注目が集まる。前回に引き続き債券買い入れを月間100億ドル減額する見込みだが、中南米通貨の急落を受けテーパリングを見送るようなことになれば再びリスクオンに傾くので、一方的に売り込むことも難しい。また、今週から国内企業決算が本格化する。ここまでの流れを見ると好業績銘柄には素直に買いが入るが、期待値も高いだけにコンサバティブな内容に留まると失望売りも招きやすい。決算プレーも激しくなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線15,733円、心理的節目の16,000円など。サポートとしては、日足雲上限15,188円、75日移動平均線15,109円、心理的節目15,000円、日足雲下限14,771円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.36倍 PBR1.42倍 予想配当利回り1.54%

今週の予想レンジ:14,750円~15,500円

更新日 2014年1月26日 株・個人投資家の喫茶店