2014年4月27日日曜日

2014年4月28日~5月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年4月25日
先週の株式市場は小幅に反落。連休前、決算発表前と様子見材料に事欠かない中、14,500円をはさんで膠着感を強めた。週末は日米首脳会談でTPPが妥結するとの期待もわずかにあったが、結局継続協議と言う名の先送り。日経平均は週ベースで87.01円の下落。

今週の株式市場は、内外のイベントを睨みながら軟調な展開か。国内は30日の日銀金融政策決定会合、海外は一触即発のウクライナ情勢、米国はISM製造業景況指数、雇用統計といった重要指標の発表を控え様子見ムードが強まりそうだ。ただ、薄商いの中、先物主導で大きく振らされやすい環境でもあるので、動かないと高を括っていると痛い目に遭いそう。30日の日銀金融政策決定会合では、黒田総裁の強気な姿勢が維持されそうだ。今回は追加緩和に対する期待値が低いので急落はないと思われるが、前回、前々回といずれも会見後に大きな株売りにつながっているので注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線14,525円、200日移動平均線14,658円、日足雲下限14,758円。下値サポートとしては、週足雲上限14,146円、心理的節目14,000円、4月11日安値13,885円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.03倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.72%

今週の予想レンジ:14,000円~14,600円

更新日 2014年4月27日 株・個人投資家の喫茶店

2014年4月20日日曜日

2014年4月21日~4月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年4月18日
先週の株式市場は反発。米主要企業の好決算や、麻生太郎副総理・財務相が「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の動きが6月にも出てくると外国人投資家が動くだろう」と指摘したことが追い風となり先物に買い戻しが入った。日経平均は週ベースで556.22円上昇し前週の下げを半分ほど取り戻した。

今週の株式市場は、14,500円をはさんでの揉み合いか。黒田会見で売られた先物が買い戻され短期筋のポジションはほぼニュートラルとなった。現物は売買代金の減少が続いており、連休や決算発表を前に更に様子見ムードが強まりそうだ。そういう時期だけに先物に仕掛けが入ると予想外に上下に振らされることも考えられ、やりづらい相場が続きそう。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線14,525円、200日移動平均線14,637円、日足雲下限14,766円。下値サポートとしては、週足雲上限14,091円、心理的節目14,000円、4月11日安値13,885円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.16倍 PBR1.31倍 予想配当利回り1.72%

今週の予想レンジ:14,150円~14,750円

更新日 2014年4月20日 株・個人投資家の喫茶店

2014年4月13日日曜日

日経平均一目均衡表(日足)2014年4月11日
先週の株式市場は急落。日銀金融政策決定会合は現状維持となり、その後の会見で早期追加緩和期待も大きく後退したことで円高、株安の流れが強まった。また、好調な動きを続けてきた米国株も不安定になるなど外部環境の悪化も追い打ちとなる。日経平均は週ベースで1,103.72円の下落。

今週の株式市場は、日銀の追加緩和期待が大きく後退し、米国株も不安定な動きになっていることから下値模索の展開が予想される。先週は米国株の3倍も下げ、追加緩和期待に対する失望はこの1,100円の下げでほぼ織り込まれたと思われる。ただ、週末の松井証券の買い方の信用評価損益は-15.468%まで悪化しており、ここから一段の下落があれば追証回避の投げ売りも出てくるだろう。トヨタやメガバンクなどPERが10倍以下と割安な水準にあるが、ファンドはファンダメンタルズなど気にせず機械的に売ってくるので下への警戒感は怠れない。13,300円ぐらいまで価格帯出来高も薄いゾーンに入ることから、早期に14,000円台を回復したいところ。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限14,901円、日足基準線14,599円、200日移動平均線14,609円など。下値サポートとしては、昨年10月の安値13,750円レベル、心理的節目の13,500円、昨年8月の安値13,200円レベルなど。

東証1部全銘柄 予想PER14.67倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.77%

今週の予想レンジ:13,500円~14,400円

更新日 2014年4月13日 株・個人投資家の喫茶店

2014年4月6日日曜日

2014年4月7日~4月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年4月4日
先週の株式市場は続伸。好調な欧米株や日銀の追加緩和期待から堅調な展開となった。日経平均は週ベースで367.74円の上昇。

今週の株式市場は、日銀決定会合待ち。週末の米雇用統計は概ね市場予想に沿ったものだったが、過熱感のあったネット関連株などが売られ、ナスダック指数は-2.6%の急落となった。週明けはこの流れを受け日本株も売り先行の始まりとなろう。ただ、7~8日に日銀の金融政策決定会合を控えていることもあり、売り一巡後は決定会合の結果が出るまで膠着感を強めそうだ。前回の発言内容を考えれば、恐らく今回も現状維持だと思われるが、一部海外投資家の間には追加緩和期待が高まっているので、現状維持だと失望売りも警戒される。また、現状維持でも8日の黒田総裁の会見で今後の追加緩和を示唆する発言などが出れば株価の下支え要因となるが、前回のように素っ気ないものに終わると、3月決定会合後の急落の再現も有り得る。

日経平均の上値抵抗としては、75日移動平均線15,094円、日足雲上限15,158円、3月高値15,250円レベル。下値サポートとしては、日足雲下限14,816円、日足基準線14,758円、200日移動平均千14,571円、3月安値14,250円レベルなど。

東証1部全銘柄 予想PER15.75倍 PBR1.36倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:14,250円~15,250円

更新日 2014年4月6日 株・個人投資家の喫茶店