2014年5月11日日曜日

2014年5月12日~5月16日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年5月9日
先週の株式市場は反落。ウクライナ情勢の悪化や雇用統計後の米国株(主にモメンタム株)が動きが悪かったことから、連休明は424円の急落となった。その後は落ち着きを取り戻したものの、戻りは鈍く7日の大陰線内での動きにとどまった。日経平均は週ベースで257.92円の下落。

今週の株式市場は、下振れ警戒ながらレンジ内での動きを継続か。国内企業決算はピークを迎えているが、今期は総じてコンサバティブな見通しが多く、アベノミクスの停滞感と合わせ上値を追う状況にはない。ただ、日本株には相対的な割安感も出てきているので、ファンダメンタルズ的には今年の安値水準である14,000円レベルがサポートとして期待される。しかし、チャート的には下への抵抗の方が明らかに少ない位置なので、ヘッジファンドの決算に伴うアンワインドや先物を使った売り崩しなどに注意。9日時点での松井証券の信用評価損益(買い方)は-13.8%になっており、売り方が有利な状況が続いている。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限14,328円、日足基準線14,525円、日足雲下限14,684円、200日移動平均線14,661円。下値サポートとしては、5月のSQ値14,104円、心理的節目14,000円、4月11日安値13,885円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.68倍 PBR1.24倍 予想配当利回り1.77%

今週の予想レンジ:13,800円~14,600円

更新日 2014年5月11日 株・個人投資家の喫茶店