2015年6月7日日曜日

2015年6月8日~6月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年6月5日
先週の日経平均は小幅に反落。ギリシャの債務問題や長期金利の上昇などから欧米市場が冴えない展開となり、日経平均の連騰記録も12日でストップとなった。ただ、為替が安定していたことや、少しでも下げれば日銀のETF買い(過去最高の買い入れ額で5営業日で3回)などから下値は限定的で、東京市場は総じて底堅い展開だった。日経平均は週ベースで102.25円の下落。

今週の株式市場は上値を試す展開か。先週は連騰の過熱感もあり調整(実際、調整とは呼べない)となったが、週末の米雇用統計を受け125円ミドルまで円安が進んだので、週明けはひとまずこれを好感し買いが先行しそうだ。20,500円を挟んボラティリティは低下しているが、円安を材料にCTAなどが先物を仕掛けてくるかが注目される。週末にはSQを控えていることもあり、先物主導で値動きが荒くなる場面も考えられるが、割高でも売れない環境は続きそうだ。上は2000年4月12日の高値20,833円、21,000円などが意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の20,750円、2000年4月12日の高値20,833円、心理的節目の21,000円。下値サポートとしては、心理的節目20,250円、心理的節目20,000円、日足基準線19,956円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.54倍 PBR1.45倍 予想配当利回り1.50%

今週の予想レンジ:20,000円~21,000円

更新日 2015年6月7日 株・個人投資家の喫茶店