2015年8月30日日曜日

2015年8月31日~9月4日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年8月28日
先週の日経平均は続落。週初から中国不安を背景とした世界的なリスクオフの流れが止まらず、先物はナイトセッションで一時17,155円まで暴落するなど大波乱の展開となった。ただ、週末には中国の金融緩和など株価対策も出たことでV字回復を見せ、節目の200日移動平均線を回復した。日経平均は週ベースで299.51円の下落。

今週の株式市場は不安定な動きが継続か。200日移動平均線まで戻したことで目先は中立だが、20,000万円に近づくにつれ戻り売り圧力が強くなることが予想される。中国不安は一朝一夕に解決できる問題ではなく、戻りが鈍いようだとヘッジファンドの先物売りが再開される懸念が残る。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,331円、週足基準線19,335円、心理的節目20,000円、日足雲下限20,034円、日足雲上限20,207円。下値サポートとしては、200日移動平均線19,043円、心理的節目19,000円、心理的節目18,000円、週足雲上限17,270円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.28倍 PBR1.35倍 予想配当利回り1.59%

今週の予想レンジ:18,750円~19,750円

更新日 2015年8月30日 株・個人投資家の喫茶店

2015年8月23日日曜日

2015年8月24日~8月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年8月21日
先週の日経平均は大幅に続落。中国の人民元切り下げによる過度の懸念が後退したことで週初は買いが先行したが、中国経済に対する不安、下げ止まらない商品相場、値持ちの良かったナスダックの急落、NYダウの年初来安値更新などリスクオフの流れが鮮明となり、日本株も週後半に大きく崩れた。日経平均は週ベースで1,083.62円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。週末の米国株が大幅に続落し、日経平均先物の清算値は200日移動平均とほぼ同水準である18,970円まで売られている。中国経済への不安など外部環境は不透明感を極めているが、グランビルの法則に従うと、ローソク足が上昇する200日移動平均線を下抜けた時は一旦買いのポイントとなる。個別株は投げが出てくるレベルまで下げているものも散見されるが、全体的にはまだ余裕があり、セリング・クライマックスなどには程遠い状態。中国が財政出動など何らかの景気対策を打ってくるかが反転材料として注目される。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線19,677円、日足雲下限19,949円、心理的節目20,000円、日足雲上限20,034円、日足基準線20,191円。下値サポートとしては、7月9日安値19,115円、心理的節目19,000円、200日移動平均線18,987円、心理的節目18,000円、週足雲上限17,213円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.55倍 PBR1.37倍 予想配当利回り1.56%

今週の予想レンジ:18,750円~20,000円

更新日 2015年8月23日 株・個人投資家の喫茶店

2015年8月16日日曜日

2015年8月17日~8月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年8月14日
先週の日経平均は反落。週初は落ち着いた動きで21,000円を伺う動きだったが、中国人民銀行が3日連続で人民元の切り下げを実施したことから、先物はナイトセッションで一時20,000円割れ寸前まで売られるなど荒い動きとなった。ただ、週末には人民元の切り下げに対する過度の懸念が後退し、20,500円を中心とした動きに回帰。日経平均は週ベースで205.11円の下落。

今週の株式市場は底堅い展開か。まず月曜に発表される4-6月期のGDPはマイナスになるのはほぼ確実視されており、それ自体は弱材料ですが、マイナス幅が大きめに出ると日銀の追加緩和や大型補正予算の期待が高まるので、株式市場はプラスに反応するかもしれません。引き続き中国の実体経済の悪さやアメリカの利上げなどが重しとなるが、為替も円安基調には変わりなく、高水準の空売り比率などをテコに底堅い展開を予想。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線20,625円、6月24日高値20,953円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、心理的節目20,500円、日足雲上限20,034円、日足基準線20,031円、心理的節目20,000円、日足雲下限19,946円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER17.51倍 PBR1.45倍 予想配当利回り1.48%

今週の予想レンジ:20,250円~21,000円

更新日 2015年8月16日 株・個人投資家の喫茶店

2015年8月9日日曜日

2015年8月10日~8月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年8月7日
先週の日経平均は強含みで推移した。米国株はダウが7日続落するなど軟調な展開だったが、日本株は上値は重いものの、円安を背景とした好調な企業業績や日銀のETF買いに支えられ、日足転換線さえ割りこませない堅調な展開が続いた。日経平均は週ベースで139.32円の上昇。TOPIXは8日続伸し年初来高値を更新。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。中国の景気減速懸念、アメリカの早期利上げ観測、日本の追加緩和期待が綱引きとなっているが、為替相場は円安基調に変わりなく、売りで仕掛けるよりも買いで仕掛けるほうが上に荷物も少ないぶん有利な状況。週末にはオプションSQを控えており、先物主導で上下に荒い動きになることも想定されるが、下がれば日銀のETF買い、空売りの買い戻し、個人の豊富な待機資金が下値を支える。

日経平均の上値抵抗としては、6月24日高値20,953円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、心理的節目20,500円、日足雲上限20,497円、日足転換線20,444円、日足雲下限20,105円、心理的節目20,000円、日足基準線19,983円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.66倍 PBR1.47倍 予想配当利回り1.48%

今週の予想レンジ:20,250円~21,000円

更新日 2015年8月9日 株・個人投資家の喫茶店

2015年8月2日日曜日

2015年8月3日~8月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年7月31日
先週の日経平均は揉み合いとなった。週初は欧米株安や中国株の暴落で売りが先行したが、その後は円安や概ね好調な主要企業の決算を好感し買いが優勢となった。日経平均は週ベースで40.71円の上昇。

今週の株式市場は、引き続き揉み合いか。累積出来高の多い水準にきていることから、上に抜けるにはエネルギーが必要だが、そのエネルギーはないと考える。ただ、東証の空売り比率は減ってはきているが、7月31日時点で31.7%と高水準を維持していることから、6月24日の高値20,953円を抜けると一気に走る可能性もある。国内企業の4-6月期決算発表は後半戦に突入し個別の決算プレーにも拍車がかかりそうだ。また、週末にはJPX日経400の入れ替えが控えており、対象銘柄には思惑から値動きが荒くなる場面も想定される。東電の採用と東芝が除外になるかが注目点。

日経平均の上値抵抗としては、6月24日高値20,953円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、心理的節目20,500円、日足雲上限20,472円、日足転換線20,460円、日足雲下限20,105円、心理的節目20,000円、日足基準線19,991円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.56倍 PBR1.45倍 予想配当利回り1.50%

今週の予想レンジ:20,200円~20,900円

更新日 2015年8月2日 株・個人投資家の喫茶店