2015年12月27日日曜日

2015年12月28日~12月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年12月25日
先週の日経平均は続落。米国株は原油相場のリバウンドを受け反発したが、日本株は日銀の補完措置から円高基調が続いていることもあり、5連敗と精彩を欠いた。日経平均は週ベースで217.74円の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開か。受け渡しベースでは今週から新年相場入りとなる。年末で市場参加者が少なく、為替も120円の攻防になっていることから主力株の上値は重そうだが、節税売りで大きく下げた小型株にはリターン・リバーサルも期待できる。個人中心に値動きのよい銘柄をゲリラ的に物色する流れか。12月15日安値18,526円~日足基準線19,287円を中心としたレンジを予想するが、ドル円が120円を割り込んでくるようだと手仕舞い売りが加速する恐れがあるので、その辺は注意を要する。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線18,924円、日足雲上限19,151円、日足基準線19,287円、週足雲上限19,439円、200日移動平均線19,506円。下値サポートとしては、12月15日安値18,562円、心理的節目18,500円、日足雲下限18,371円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.41倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:18,500円~19,300円

更新日 2015年12月27日 株・個人投資家の喫茶店

2015年12月20日日曜日

2015年12月21日~12月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年12月18日
先週の日経平均は続落。FOMCで利上げが決定されたが、懸念されていたドルポジションの巻き戻しによる円高も起こらず比較的落ち着いた動きだった。ただ、短期筋のポジション調整が一巡すると、再び原油価格などに目が向き始め買いは続かなかった。また、週末に発表された異次元緩和の補完措置は、日銀の手詰まり感や矛盾が露呈し逆効果となる。株価は予想通り大きな振幅を見せたが、週ベースで見れば243.68円と比較的小幅な下落にとどまった。

今週の日経平均は揉み合いか。週明けは異次元緩和の補完措置後に乱高下した余韻を引きずり、先物主導で荒い動きも想定されるが、大きなイベントが通過し外国人もクリスマス休暇に入ることから、ボラティリティは次第に落ち着いてくると思われる。レンジとしては週足雲上限19,439円~15日の安値18,562円の間。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,287円、週足雲上限19,439円、200日移動平均線19,505円心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足雲上限18,963円、週足基準線18,927円、12月15日安値18,562円心理的節目18,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.34倍 PBR1.29倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:18,500円~19,400円

更新日 2015年12月20日 株・個人投資家の喫茶店

2015年12月13日日曜日

2015年12月14日~12月18日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年12月11日
先週の日経平均は続落。週明けは好調な雇用統計を好感し、米国株が反発した流れを受け買い先行の始まりとなった。しかしその後は米国株が原油安などを受け軟調に推移したことで日経平均もさえない展開となった。7~9月期の国内GDPの伸び率は前期比年率1.0%と速報値のマイナス0.8%から大幅な上方修正となったが、織り込み済みで材料にはならず。日経平均は週ベースで274円の下落。

今週の日経平均はボラタイルな展開か。週末の米国株が下げ、為替も円高が進行していることから、週明けは節目の19,000円を大きく割り込んでの始まりとなりそうだ。くしくも一目均衡表の雲のねじれ(変化日)が14日に起きる。現状、個人の需給は比較的良好なので、下げれば押し目買いも期待できる。15-16日に開催されるFOMCでの利上げは既に織り込み済みだが、為替を含めたポジションのアンワインドがどの程度のインパクトをもたらすかは蓋を開けてみないと分からない。テクニカル的には、上は200日移動平均線19,495円、下は11月2日の安値18,641円がメドになるが、イベントをはさんで上にも下にも先物主導で大きく振れる可能性がある。また、17-18日には日銀の金融政策決定会合が開かれる。こちらは現状維持が大勢となっているが、日銀によるETF買いは残りが44億円と弾切れ状態となっており、何も動かないとは言い切れない。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限19,290円、200日移動平均線19,495円、日足基準線19,504円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、週足基準線18,927円、日足雲上限18,712円、11月2日安値18,641円、心理的節目18,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.43倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:18,250円~19,750円

更新日 2015年12月13日 株・個人投資家の喫茶店

2015年12月6日日曜日

2015年12月7日~12月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年12月4日
先週の日経平均は7週ぶりの反落。週明けは売りが先行したが、7-9月期の設備投資額が前期比5.4%増と市場予想を大きく上回ったことから翌日は大きく反発した。その後は週末の重要イベントを控え20,000円を挟んでの揉み合いとなったが、欧州中央銀行(ECB)が決めた追加緩和が市場の期待値にとどかなかったことで週末は再び大幅安となった。日経平均は週ベースで379.46円の下落。

今週の日経平均は反発か。先週末はドラギショックで指数中心にポジションのアンワインドが起き大きく下げたが、個別銘柄は案外しっかりしており、リスクオフに傾いたという印象はない。週初は雇用統計を受け米国株が大きく反発していることから、再び20,000円を目指す動きとなりそうだ。ただ、8月の下落過程からの買い戻しも一巡していることから、一段と上値を追うには円安が不可欠となる。日足基準線や200日移動平均線をサポートに上は累積出来高の多い20,000円前後が目処。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,000円、心理的節目20,500円、年初来高値20,952円。下値サポートとしては、200日移動平均19,463円、日足基準線19,327円、週足雲上限19,290円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.70倍 PBR1.32倍 予想配当利回り1.57%

今週の予想レンジ:19,350円~20,250円

更新日 2015年12月6日 株・個人投資家の喫茶店