2016年12月25日日曜日

2016年12月26日~12月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年12月23日
先週の日経平均は小幅に続伸。円安一服もNYダウが史上最高値を更新し、日本株も堅調な展開が継続した。相場の過熱感からポジション調整の売りに押される場面もあったが、日銀のETF買いが4営業日中に3回入ったことで、下げた日も小幅にとどまった。日経平均は週ベースで26.52円の上昇。

今週の株式市場は底堅い展開か。市場参加者が限られる中、瞬間的に先物主導で動きが荒くなる場面もあると思われるが、下げた場合は先週存在感を示した日銀のETF買いが下値を支える構図。30日の大納会に向け、大きなブレもなくこのまま惰性で行きそうな感じ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足転換線19,323円、日足基準線18,678円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.26倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:18,900円~19,750円

更新日 2016年12月25日 株・個人投資家の喫茶店

2016年12月18日日曜日

2016年12月19日~12月23日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年12月16日
先週の日経平均は続伸。FOMCでの利上げは予想通りの結果となった。ただ、2017年の利上げ回数の予測が2回から3回に増えたことが警戒され、米国株は下げる場面もあったが総じて底堅く、日本株は円安に振れた分だけ追い風となった。また、前場TOPIXが下がった日は日銀のETF買いが発動し下値を支えた。日経平均は週ベースで404.78円の上昇。

今週の株式市場は底堅い展開か。先週末あたりから買い疲れ感も見られ、騰落レシオも過去最高水準まで上昇しているので、いつ調整が入ってもおかしくはない。ただ、円安トレンドに大きな変化がなければ、下げても大崩れすることはなさそうだ。海外勢を中心にクリスマス休暇に入る投資家も増えてくるので、売買代金は減少傾向となろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足転換線18,879円、週足雲上限17,905円、、月足基準線17,908円、日足基準線18,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.31倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:18,750円~19,750円

更新日 2016年12月18日 株・個人投資家の喫茶店

2016年12月11日日曜日

2016年12月12日~12月16日の日経平均予想

先週の日経平均は続伸。週明けはイタリアの国民投票で憲法改正が否決され、レンツィ首相が辞意を表明したことで、リスク回避的な売りに押されたが、相場への影響は限定的だった。週末には米国株高や円安を追い風に1月4日に付けたザラ場ベースの年初来高値1万8951円12銭を更新した。日経平均は週ベースで570.29円の上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。今週は何と言っても13ー14日に開かれるFOMCに注目が集まる。利上げはほぼ織り込まれているが、来年の利上げペースがどうなるかが焦点となろう。タカ派色が強まれば米株式市場が波乱になる可能性もあるが、次期トランプ政権との兼ね合いもあり、タカとハトの中間ぐらいで無難に通過すると予想。日本株はテクニカル上の節目を全て抜けてきたので、円安トレンドが続けば年内2万円回復もまんざらではなくなってきた。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,000円、心理的節目19,500円。下値サポートとしては、日足転換線18,635円、週足雲上限17,909円、月足基準線17,908円、日足基準線17,577円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.01倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:18,500円~19,500円


更新日 2016年12月11日 株・個人投資家の喫茶店

2016年12月4日日曜日

2016年12月5日~12月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年12月2日
先週の日経平均は小幅に続伸。日米金利差の拡大やOPECの減産合意を受けドル円が114円後半まで円安が進行し、日経平均は18,746円まで上昇した。また、下がった場面では日銀のETF買いが下値を支えた。日経平均は週ベースで44.86円の上昇。

今週の株式市場は目先調整も底堅い展開か。高値警戒感やイタリアの国民投票の結果を受け週明けは乱高下する場面もあるだろうが、円安トレンドが反転しない限りは日本株優位の展開は続きそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目18,500円、年初来高値18,951円、心理的節目19,000円。下値サポートとしては、日足転換線18,377円、、週足雲上限17,909円、月足基準線17,908円、心理的節目17,500円、日足基準線17,429円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.52倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.73%

今週の予想レンジ:17,750円~18,750円

更新日 2016年12月4日 株・個人投資家の喫茶店

2016年11月27日日曜日

2016年11月28日~12月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年11月25日
先週の日経平均は続伸。堅調な米国株式市場と円安進行を好感し、上値追いの展開となった。日経平均は週ベースで413.81円の上昇。

今週の株式市場は波乱含みの展開か。トランプ・ラリーが継続し、テクニカル上の節目は全て上抜けてきたので、19,000円のコールを狙う動きも出てきている。ただ、相場の過熱感も高まっていることから、何かきっかけがあればアイランドリバーサルを伴う形で反転する可能性も高くなっている。現状、為替に関する発言がアメリカ側から一切出ていないので、日本株にとってはベストな環境だが、今後アメリカがドル高をどこまで黙認するかが焦点となる。憲法改正をめぐるイタリアの国民投票が4日に控えてることから、週後半は次第に様子見ムードが強まりそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目18,500円、年初来高値18,951円、心理的節目19,000円。下値サポートとしては、日足転換線17,969円、週足雲上限17,909円、月足基準線17,741円、心理的節目17,500円、日足基準線17,297円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.39倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.74%

今週の予想レンジ:17,500円~18,750円

更新日 2016年11月27日 株・個人投資家の喫茶店

2016年11月20日日曜日

2016年11月21日~11月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年11月18日
先週の日経平均は続伸。トランプ氏の勝利からアメリカの長期金利が上昇し円安基調が継続。アメリカ株も崩れず日本株には好環境となっている。日経平均は週ベースで592.62円の上昇。

今週の株式市場は為替相場を睨みながら上値を試す展開か。あれよあれよという間にドル円が110円台の円安になり、業績下振れ懸念が逆に業績上振れ期待に変化している。テクニカル上の節目も次々上抜けし、為替も株先もトレンドフォローのアルゴリズムが上昇に拍車をかけている。今後はドル高をどの程度までアメリカが放置するかが焦点となり、為替次第では上下に荒っぽい動きになることも想定される。買わないリスク、買うリスク。もうはまだなり まだはもうなり。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目18,000円、心理的節目18,500円、年初来高値18,951円。下値サポートとしては、週足雲上限17,909円、月足基準線17,741円、、心理的節目17,500円、日足基準線17,078円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.00倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り1.78%

今週の予想レンジ:17,500円~18,250円

更新日 2016年11月20日 株・個人投資家の喫茶店

2016年11月13日日曜日

2016年11月14日~11月18日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年11月11日
先週の日経平均は反発。トランプ氏の勝利で乱高下となったが、その後のマーケットは概ね予想通りの反応で特に驚きはなく、英国のEU離脱の時のように初期反応に踊らされた人が買い戻しを余儀なくされた。日経平均は週ベースで469.43円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。現在、いいとこ取りでトランプ氏の良い面ばかりが注目されているが、徐々に悪い面にも意識が向いて早晩上昇は止まりボラは縮小してくるだろう。月足基準線の17,741円が目先のレジスタンス。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,500円、11月11日高値17,621円、月足基準線17,741円、2月1日高値17,905円。下値サポートとしては、心理的節目17,000円、週足雲下限16,991円、日足基準線16,867円、日足雲上限16,643円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.48倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.84%

今週の予想レンジ:16,750円~17,750円

2016年11月6日日曜日

2016年11月7日~11月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年11月4日
先週の日経平均は反落。直近の幾つかの世論調査でトランプ氏の支持率がクリントン氏を上回ったことが明らかになり、米国株は大統領選を前にポジションを落とす動きが継続した。日本株もその煽りを受け日足基準線レベルまで押し下げられた。日経平均は週ベースで541.05円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。今週は何と言ってもアメリカ大統領選が最大の焦点となる。トランプ氏が勝利した場合はショック安は避けられないが、事前にポジションを落とす動きが続いているので、大幅安した後は買い戻しも期待できる。一方、クリントン氏が勝利した場合は、いったん急反発するだろうが、クリントン氏もトランプ氏よりはマシという程度で決してマーケットフレンドリーな大統領ではないので、そのまま素直に上昇相場に入るとは思えず、マーケットの初期反応には過剰に反応しない方がいいだろう。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線16,929円、週足雲下限16,991円、心理的節目17,500円、4月25日高値17,613円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、日足雲上限16,638円、日足雲下限16,539円、心理的節目16,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.38倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り1.85%

今週の予想レンジ:16,250円~17,500円

更新日 2016年11月6日 株・個人投資家の喫茶店

2016年10月30日日曜日

2016年10月31日~11月4日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年10月28日
先週の日経平均は続伸。米国の企業業績は概ね好調なものの、年内の利上げ観測が強まったことで長期金利が上昇し、株式市場は高値圏での揉み合いとなっている。日本株にとっては米国株が崩れず円安に振れた分だけプラスになており、週を通して堅調な推移を続けた。日経平均は週ベースで261.82円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。心理的節目の17,500円や月足基準線17,741円などのテスト局面には変わりないが、さすがに株価の割高感は否めず次第に上値は重くなりそう。下は長らくレジスタンスだった17,000円割れが目先のサポートに変わっており、日銀のETF買いも引き続き強力な下支え要因になっている。積極的な買いも売りも入ってこない環境が継続しそうなので指数は膠着感を強めそうだが、個別の決算プレーは激しくなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,500円、4月25日高値17,613円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、日足転換線17,153円、心理的節目17,000円、週足雲下限16,991円、日足基準線16,873など。

東証1部全銘柄 予想PER15.66倍 予想PBR1.23倍 予想配当利回り1.80%

今週の予想レンジ:16,800円~17,700円

更新日 2016年10月30日 株・個人投資家の喫茶店

2016年10月23日日曜日

2016年10月24日~10月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年10月21日
先週の日経平均は反発。週前半は小動きだったが、下がらない相場と見たのか木曜日に仕掛け的な買いが入り、節目の17,000円を抜け買い戻しが活発になった。日経平均は週ベースで328.22円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。17,000円から上は個人的には物凄く割高に感じるが、チャート的には上に抜けてきたので今後本格化する決算発表に注目が集まる。改めて現状の悪さを認識することになるのか、悪材料出尽くしで買い戻しが活発になるのか。さえない決算を嫌気し下がった場合も、何しろまだ日銀のETFの購入枠が2兆7千億円も残っているので、ファンダメンタルズ無視の下支え効果を発揮しそうだ。本日、日経の滝田編集委員が「泣く子と日銀には勝てぬ」と言う記事を書いていたが、まさにそんな相場。上は5月31日高値17,251円、心理的節目の17,500円、月足基準線17,741円などがレジスタンスで、下は日足雲上限16,809円、日足基準線16,787円などが目先のサポート。

日経平均の上値抵抗としては、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、週足雲下限16,991円、日足雲上限16,809円、日足基準線16,787円、週足基準線16,239円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.30倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.83%

今週の予想レンジ:16,600円~17,500円

更新日 2016年10月23日 株・個人投資家の喫茶店

2016年10月16日日曜日

2016年10月17日~10月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年10月14日
先週の日経平均は揉み合い。週明けは原油高やヒラリー・クリントン氏の優勢報道などから三桁の上昇となったが、その後はアルコアが発表した四半期決算が市場予想を下回ったことで米国株がさえない動きとなり、日本株も方向感の無い展開となった。日経平均は週ベースで3.72円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。10月に入ってから東証1部の売買代金が2兆円を超える日がなく、相変わらずの薄商い状態。今週も基本的に17,000円の攻防でコメントは先週と同じなので省略。上は心理的節目の17,000円、5月31日高値17,251円などがレジスタンスで、下は日足雲上限16,526円、週足基準線レベルの16,250円が目先のサポート。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足基準線16,721円、日足雲上限16,526円、週足基準線16,239円、心理的節目16,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.07倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:16,500円~17,250円

更新日 2016年10月16日 株・個人投資家の喫茶店

2016年10月9日日曜日

2016年10月11日~10月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年10月7日
先週の日経平均は反発。ドル円が一時104円台まで下落したことや、米国株もそれなりに持ち堪えていることで週を通して買いが優勢だった。日経平均は週ベースで410.25円の上昇。

今週の株式市場は方向感のない展開か。8月から9月にかけての戻り過程に似ており、累積出来高の多い17,000円前後で足踏み状態となっている。上に抜ける可能性もないとは言えないが、日銀が買い支えていたせいもあり、17,000円から上は株価的にも早くも割高感がでてくる水準なので、外国人の動きも鈍く、ドル円が105円を超えてくるような動きにならなければ上値は限定的だと思われる。上は心理的節目の17,000円や5月31日高値17,251円などがレジスタンスで、下は日足雲上限16,526円や週足基準線レベルの16,250円が目先のサポート。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足基準線16,721円、日足雲上限16,526円、週足基準線16,239円、心理的節目16,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.12倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:16,250円~17,250円

更新日 2016年10月9日 株・個人投資家の喫茶店

2016年10月2日日曜日

2016年10月3日~10月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年9月30日
先週の日経平均は304.18円の反落。好材料としてはOPECの非公式会合での減産合意やヒラリー・クリントン候補の優勢報道などがあったが、再びドイツ銀行の財務不安が再燃し世界的に方向感のない展開だった。9月の日本株は合計1兆円近い日銀のETF買いが下値を支えた。

今週の株式市場は揉み合いか。ドイツ銀行に関しては、当初見込みよりも低い制裁金でアメリカ司法省と合意が近いとの報道で週末は反発したが引き続き注意を要する。アメリカ大統領選挙まで大きなイベントはなく、ドイツ銀行の問題が沈静化すれば世界的に再び低ボラ相場に戻りそう。上は週足雲下限レベルの16,750円が目先のレジスタンスで、下は週足基準線レベルの16,250円がサポート。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限16,565円、日足基準線16,721円、週足雲下限16,759円、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円。下値サポートとしては、週足基準線16,239円、心理的節目16,000円、日足雲下限15,904円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.82倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り1.89%

今週の予想レンジ:16,000円~17,000円

更新日 2016年10月2日 株・個人投資家の喫茶店

2016年9月25日日曜日

2016年9月26日~9月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年9月23日
先週の日経平均は反発。FOMCでの現状維持は市場予想通りだったが、日銀は「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入しました。今後イールドカーブを日銀がコントロールするというもので、はっきり言ってしまえば量も質も既に限界に達しており、量的・質的金融緩和の失敗は誰の目にも明らかです。ただ、それを認めるわけにもいかないので、とりあえずやれそうなものをくっつけたって感じしかありません。マイナス金利を深掘りせず、ゼロ回答でもなく、よく言えばマーケットに配慮したと言えますが、出口はますます遠くなり、政策もますます分かりにくくなり、深みにハマって行く日銀。日経平均は週ベースで234.73円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。日米の金融政策イベントが波乱なく通過したことで、一定の安心感? が生まれており、低ボラのなかどちらかと言えば上方向にバイアスがかかりそうが、上値も限定的だろう。次の大きなイベントはアメリカ大統領選挙。波乱要因としては、ドル円の100円割れなど為替相場の動き。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限16,912円、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、日足基準線16,738円、日足雲上限16,296円、週足基準線16,239円、心理的節目16,000円、日足雲下限15,904円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.12倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り1.87%

今週の予想レンジ:16,000円~17,000円

更新日 2016年9月25日 株・個人投資家の喫茶店

2016年9月18日日曜日

2016年9月20日~9月23日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年9月16日
先週の日経平均は反落。日米の金融政策イベントを控え様子見ムードが強いなか、ポジション調整の売りに押され気味だったが、日銀のETF買いが下値を支えた。日経平均は週ベースで446.47円の下落。

今週の株式市場は波乱含みの展開か。日本はシルバーウィークで三営業日しかないものの、日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。どちらも現状維持が濃厚だと思われるが、結果や声明次第では低ボラぬるま湯相場に慣れきっている両市場とも大荒れになる可能性もあり、予断を許さない。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線16,738円、週足雲下限16,912円、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、週足基準線16,239円、日足雲上限16,229円、日足雲下限16,058円、心理的節目16,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.70倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り1.93%

今週の予想レンジ:16,000円~17,000円

更新日 2016年9月18日 株・個人投資家の喫茶店

2016年9月11日日曜日

2016年9月12日~9月16日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年9月9日
先週の日経平均は小幅に続伸。米雇用統計を受け円安が進んだことで買い先行の始まりとなったが、累積出来高の多い17,000円では利益確定売りやヤレヤレの売りも出て伸び悩んだ。日経平均は週ベースで40.08円の上昇。

今週の株式市場は方向感のない展開か。下がれば年金と日銀が買い支える官製相場で下値は限定的と思われるが、上を買う理由も見当たらない。追加緩和期待で円安が進めば上値を試す可能性もあるが、翌週に金融政策決定会合を控え次第に膠着感が強まりそうだ。目先は上が5月31日高値17,251円、下は日足基準線16,539円がレジスタンスとサポート。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、日足転換線16,917円、週足雲下限16,912円、日足基準線16,539円、週足基準線16,239円、日足雲上限16,197円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.03倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り1.90%

今週の予想レンジ:16,500円~17,300円

2016年9月4日日曜日

2016年9月5日~9月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年9月2日
先週の日経平均は反発。ジャクソンホールを境目に円安が進行したことで週明は大幅反発で始まり、その後は雇用統計待ちで累積出来高の多い17,000円手前で膠着感を強めた。日経平均は週ベースで564.97円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。雇用統計は非農業部門雇用者数の伸びが市場予想の18万人にとどかなかったが、それでいて円高にならず、米国株は利上げ先送り期待から上昇という日本株にとって良い状況となっている。これを受けCMEの清算値は17,000円を超えており、週明けは17,000円台を固められるかに注目が集まる。個人的には更なる円安のフォローがなければ17,000円台はかなり割高感のある水準なので懐疑的に見ている。目先は上が5月31日高値17,251円、下は日足転換線16,633円がレジスタンスとサポート。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、週足雲下限16,912円、日足転換線16,633円、日足雲上限16,266円、週足基準線16,239円、心理的節目16,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.00倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り1.93%

今週の予想レンジ:16,500円~17,300円

更新日 2016年9月4日 株・個人投資家の喫茶店

2016年8月28日日曜日

2016年8月29日~9月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年8月26日
先週の日経平均は続落。薄商いのなか16,500円をはさみ方向感のない展開だった。日経平均は週ベースで185.11円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。ジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演内容が市場が考えていたよりタカ派的だったことから円安が進み、これを受けた週明けの東京市場は買いが先行しそうだ。このまま米国株が高値圏で推移し円安が進めば16,000円~17,000円のボックス上限をトライしそうだが、市場エネルギーが戻ってこなければ累積出来高の多い17,000円前後では次第に上値が重くなりそう。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線16,432円、心理的節目16,500円、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円。下値サポートとしては、週足基準線16,239円、日足雲上限16,058円、心理的節目16,000円、日足雲下限15,962円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.45倍 予想PBR1.13倍 予想配当利回り1.97%

今週の予想レンジ:16,000円~17,000円

更新日 2016年8月28日 株・個人投資家の喫茶店

2016年8月21日日曜日

2016年8月22日~8月26日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年8月19日
先週の日経平均は反落。米国株は史上最高値圏で堅調に推移したが、日本株はドル円が再び100円を割れる場面もあり、薄商いのなか冴えない展開だった。日経平均は週ベースで374.1円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。ドル円が100円を割れても16,500円前後を保っていられるのは日銀のETF買いのおかげと言えるが、歪な相場で買いでも売りでも参加しづらい相場環境となっている。世界的に株式市場のボラが縮小傾向にあり、まだ暫らく16,000円~17,000円でのボックスが続くかもしれないが、動き出した時は上下に思わぬ値幅が出ることにも注意したい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、月足転換線17,438円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足基準線16,432円、週足基準線16,239円、日足雲上限16,218円、日足雲下限15,811円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.55倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り1.97%

今週の予想レンジ:16,000円~17,000円

更新日 2016年8月21日 株・個人投資家の喫茶店

2016年8月14日日曜日

2016年8月15日~8月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年8月12日
先週の日経平均は反発。世界的な株高の流れや日銀の大規模なETF買いに支えられ、節目の17,000円手前まで戻る。日経平均は週ベースで665.47円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。アメリカが三指数(ダウ・S&P500・ナスダック)とも史上最高値を更新し、日本は円高でも業績が当初考えられていたほど悪化しておらず、そして何より日銀による大規模ETF買いで需給主導の展開が続いている。累積出来高の多い17,000円を抜けてくれば、5月31日の高値17,251円や月足転換線17,438円などが目標となる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、月足転換線17,438円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足転換線16,432円、日足雲上限16,239円、週足基準線16,239円、日足基準線16,025円、日足雲下限15,816円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.90倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り1.91%

今週の予想レンジ:16,250円~17,250円

更新日 2016年8月14日 株・個人投資家の喫茶店

2016年8月7日日曜日

2016年8月8日~8月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年8月5日
先週の日経平均は続落。NYダウの7日続落や為替の円高基調が重しとなったが、日銀の強烈なETF買いが下値を支えた。日経平均は週ベースで314.82円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。前場に下がった日は、日銀のETF買いが設備人材ETFと合わせ719億円入ることが分かったので、良い悪いは別にして大きな下支え要因となる。決算発表もピークを超え、次第に夏枯れ相場に移行すると思われるが、騰がるとしたらポケモンGOならぬヘリマネGOのアドバルーンをあげることか? 。上値は累積出来高の多い17,000円、下値メドは日足基準線16,023円。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、月足転換線17,438円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足雲上限16,239円、週足基準線16,239円、日足基準線16,023円、日足雲下限15,842円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.36倍 予想PBR1.13倍 予想配当利回り1.97%

今週の予想レンジ:15,900円~17,000円

更新日 2016年8月7日 株・個人投資家の喫茶店

2016年7月31日日曜日

2016年8月1日~8月5日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年7月29日
先週の日経平均は小幅に反落。決定会合の発表直前に800円幅の乱高下となったが、終わってみれば先週末から57.98円の下落と、大騒ぎした割にはいたって普通の動きだった。

今週の株式市場は方向感のない展開か。マイナス金利の深掘りがなかったことで銀行株がショートカバーで上昇したが、ドル円は102円台前半と決定会合前より円高に振れており、これが外需株にどう響くか。個人的には中央銀行のリスク資産の積み増し及び株価操縦はまったく評価できないが、マーケット的にはEFTが3.3円→6兆円に増額されたことは大きい。何しろ6兆円ぶん全部買えば、毎週1,200億円規模の超大型投信が設定されるようなもので、しかも売りは一切出ないのだから。また、どのような買い入れ方法になるのかも注目。大きなイベントが通過し、市場の目は再び決算プレーに。上値は累積出来高の多い17,000円、下値メドは基準線15,091円。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、月足転換線17,438円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足雲上限16,505円、週足基準線16,385円、日足雲下限16,095円、日足基準線15,901円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.76倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り1.89%

今週の予想レンジ:15,900円~17,000円

更新日 2016年7月31日 株・個人投資家の喫茶店

2016年7月24日日曜日

2016年7月25日~7月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年7月22日
先週の日経平均は揉み合い。NYダウの史上最高値更新や国内は財政出動や日銀の追加緩和期待から17,000円に迫る場面もあったが、黒田総裁が「ヘリコプターマネーは必要性も可能性もない」と語ったという報道で、週末は利益確定売りが優勢になった。日経平均は週ベースで129.4円の上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。週末から本格化する第1四半期決算も注目だが、何と言っても28~29日に開く日銀の金融政策決定会合に注目が集まる。それなりに期待が高まっているのでゼロ回答だと失望売りは避けられない。追加緩和の手段を考えると、既に量的質的金融緩和は限界に達しているので、出口を考えればこれ以上の国債や上場投信(ETF)の買い増しは日銀のバランスシート上のリスクが大きすぎる。よってやるとしたらマイナス金利の深掘りぐらいしかないと思われるが、果たしてどうなるか。今週は決定会合次第で上下に1,000円ぐらいは軽く動く可能性が高いので予想レンジは広めにとった。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、月足転換線17,438円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足雲上限16,505円、週足基準線16,385円、日足雲下限16,218円、日足基準線16,157円、心理的節目16,000円、心理的節目15,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.87倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り1.89%

今週の予想レンジ:15,500円~17,500円

更新日 2016年7月24日 株・個人投資家の喫茶店

2016年7月17日日曜日

2016年7月19日~7月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年7月15日
先週の日経平均は大幅に反発。6月の米雇用統計を受け大幅高で始まり、その後もS&P500とNYダウが連日で史上最高値を更新し、国内はヘリマネ観測から円が急落し買い戻しに拍車がかかった。日経平均は週ベースで1,390.87円の上昇となり、週間での上昇率はアベノミクスが始まってから最大となった。

今週の株式市場は16,000円台での値固めか。短期的な過熱感は言うまでもないが、米国株が連日で史上最高値を更新し、国内は財政出動と日銀の追加緩和期待を支えに売り込みづらい環境になっている。16,500円~17,000円は累積出来高が多い水準なので、戻り売りから次第に上値は重くなると思われるが、日本株は為替次第の面が大きいので、高いという理由だけで安易なショートも危険。週明け日本は休場だが、トルコのクーデター失敗を受け為替と海外株式市場の動向が注目される。また、19日に東証マザーズ指数先物が上場となる。個人投資家に吉と出るか凶と出るか。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限16,543円、日足雲上限16,704円、心理的節目17,000円、月足転換線17,438円。下値サポートとしては、週足基準線16,385円、心理的節目16,000円、日足基準線15,754円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.75倍 PBR1.14倍 予想配当利回り1.91%

今週の予想レンジ:16,000円~17,000円

更新日 2016年7月17日 株・個人投資家の喫茶店

2016年7月10日日曜日

2016年7月11日~7月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年7月8日

先週の日経平均は反落。欧米株は比較的大人しい動きだったが、日本株は円高基調が重しとなり、冴えない展開が続いた。GPIF・日銀・自社株買い以外に積極的な買い手は不在で、頼みの新興市場も一時の勢いがなくなってきた。日経平均は週ベースで575.5円下落し、先週反発した約75%を失った。

今週の株式市場は揉み合いか。週末の米雇用統計が市場予想を大きく上回ったことで週明けは買いが先行しそうだが、ドル円が100円台ミドルと円高基調は不変なことから、引き続き上値は重そうだ。ただ、100円割れは介入警戒感も出てくる水準なので、海外で大きな悪材料でも出ないかぎりドル円の100円割れ、日経平均の15,000円割れが定着するのはまだ先になりそうだ。今月末から本格化する決算発表での下方修正リスクを織り込みながら、政府・日銀の政策待ちの展開。転換線と基準線の間でちゃぶつきそうだが、予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線15,396円、日足基準線15,847円、心理的節目16,000円、日足雲下限16,543円。下値サポートとしては、心理的節目15,000円、6月24日安値14,864円、PBR1倍水準14,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.58倍 PBR1.05倍 予想配当利回り2.04%

今週の予想レンジ:15,000円~16,000円

更新日 2016年7月10日 株・個人投資家の喫茶店

2016年7月3日日曜日

2016年7月4日~7月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年7月1日
先週の日経平均は反発。イギリスのEU離脱決定後、欧米株はそれほど大きく崩れず、火曜日からは世界的に買い戻しが優勢になり、日経平均も5連騰となった。ただ、円高基調は変わらず外需主力株の上値は重かった。日経平均は週ベースで730.46円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。イギリスのEU離脱による混乱に関しては目先は収束したが、中長期的に見ればさまざまな悪影響が出てくるのはこれからなので、短期的な動きに一喜一憂しても意味は無い。ECBや日銀の追加緩和を警戒した買い戻しもかなり入っていたのではないだろうか。ただ、東証1部の空売り比率が週末に再びEU離脱前の40%台まで戻っているので、弱気に見ている人も多く、為替と海外市場次第で買い戻しが続く余地は残っている。7月の決定会合に向け日銀プレーが始まるのはもう少し先であり、海外で波乱がなければ今週は15,500円を中心に±500円程度の動きを想定。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線16,058円、日足雲下限16,543円、日足雲上限16,741円、週足基準線16,907円。下値サポートとしては、心理的節目15,500円、6月24日安値14,864円、PBR1倍水準14,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.09倍 PBR1.09倍 予想配当利回り1.97%

今週の予想レンジ:15,000円~16,000円

更新日 2016年7月3日 株・個人投資家の喫茶店

2016年6月26日日曜日

2016年6月27日~7月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年6月24日
先週の日経平均は続落。2週間前は離脱を織り込みに行ったが、先週は一転して残留を折り込みに行く展開となり、前日には殆ど残留決定という雰囲気となる。これは少々危険かなと思って見ていましたが、直前の出口調査でも残留が優勢だったので、日経平均は先週末から24日金曜日の高値まで789円の戻りを見せていた。その後まさかの離脱決定となり、TOPIX・日経平均とも一時サーキット・ブレーカーが発動する暴落となった。金曜日は歴代9位の下落率となったが、週ベース見れば647.64円の下落で想定内の動き。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。自分も含め、なんだかんだ言っても最後は残留になると高を括っていた人が多いので、今後どういう影響が出てくるのかは、ヘッジファンド、国内機関投資家、個人投資家も手探りの状態だろう。どのEU加盟国も移民や格差問題、EUへの不満層を抱えており、今後イギリスのEU離脱が周辺国のナショナリズムを高めるのは間違いのないところだろう。また、イギリスが抜けることで財政規律を重視するドイツの発言力が一層強くなることは必至で、南欧諸国との軋轢やECBの金融政策なども影響を受けるかもしれない。勿論、これらのリスクがすぐに顕在化するわけではないので、目先は各国の政策対応などから買い戻しがやや優勢になると思われる。ただ、暫らくは余震に警戒。目先の下値メドは14,500円。14,500円は日経平均PBR1倍水準であると同時に、2011年11月25日のザラ場安値8,136円から2015年の6月26日のザラ場高値20,953円の1/2押しが14,544円なので、それとも合致する。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目15,000円、心理的節目15,500円、日足転換線15,626円、日足基準線16,058円。下値サポートとしては、6月24日安値14,864円、PBR1倍水準14,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.50倍 PBR1.04倍 予想配当利回り2.06%

今週の予想レンジ:14,500円~15,750円

更新日 2016年6月26日 株・個人投資家の喫茶店

2016年6月19日日曜日

2016年6月20日~6月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年6月17日
先週の日経平均は続落。日米の金融政策は予想通り現状維持だったが、日銀には多少の追加緩和期待があったことや、その間にイギリスのEU離脱懸念が高まり為替が大きく円高に振れたことで大幅続落となった。日経平均は週ベースで1001.7円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。今週はなんと言っても23日投票のブレグジット(英国のEU離脱問題)が最大の焦点となる。結果は日本時間だと24日(金曜日)の午後に大勢が判明する見通しなので、結果を受けた東京市場は短い時間しか与えられず、ボラが急激に高まることは避けられない。それまでは直前の世論調査で一喜一憂する展開が続きそうだ。常識的に考えれば、英国のEU残留が決まれば素直に買い戻され、EU離脱が決まればポンドの下落がユーロやドルに波及する形で円高になり、瞬間風速的に2月12日安値14,865円を割り込む可能性も否定出来ない。ただ、ここ1週間で離脱シナリオの方をより強く織り込んだので、個人的にはどちらに決まってもイベントが通過したことによるアク抜けで買い戻しが優勢になると予想。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目16,000円、日足基準線16,324円、日足雲下限16,543円、日足雲上限16,658円、週足基準線16,989円、心理的節目17,000円、月足基準線17,458円。下値サポートとしては、心理的節目15,500円、心理的節目15,000円、2月12日安値14,865円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.95倍 PBR1.08倍 予想配当利回り1.99%

今週の予想レンジ:14,750円~16,750円

更新日 2016年6月19日 株・個人投資家の喫茶店

2016年6月12日日曜日

2016年6月13日~6月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年6月10日
先週の日経平均は反落。米雇用統計を受け週明けは売り先行で始まったが、公的年金の買いや日銀のETF買いなどを支えに下値は堅かった。東証1部の商いは低調で、マザーズへの一極集中相場が継続した。日経平均は週ベースで40.87円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。アメリカでは14-15日にFOMC(米連邦公開市場委員会)、日本では15-16日に日銀金融政策決定会合が開催される。どちらも現状維持だと思われるが、日本の場合、コアCPIが2カ月連続のマイナスとなるなど、いつでも追加緩和が可能な数字が出ている点は注意が必要。サプライズ好きな黒田氏は、市場の期待がそれほど高まっていない時に動くので、無いと決めつけるのは禁物。もっとも翌週にはイギリスのEU離脱の是非を問う国民投票が控えているので、幾らサプライズ好きでも万一を考えれば追加緩和を温存する可能性の方が高いだろう。今週は日米の金融政策会合で大きくレンジが変わってしまう恐れがあるので、予想レンジは大きめにとった。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線16,620円、日足雲上限16,668円、心理的節目17,000円、週足基準線17,367円、月足基準線17,458円。下値サポートとしては日足雲下限16,543円、心理的節目16,000円、4月8日安値15,471円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.87倍 PBR1.15倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:15,500円~17,500円

更新日 2016年6月12日 株・個人投資家の喫茶店

2016年6月5日日曜日

2016年6月6日~6月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年6月3日
先週の日経平均は反落。今年初の5日続伸を記録し火曜日には17,251円まで上値を試したが、今回も月足基準線に阻まれた。水曜日に安倍首相が消費増税の再延期を正式に発表すると材料出尽くしから円が急伸し、日経平均も連動した売りを浴びた。日経平均は週ベースで192.61円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。週末の雇用統計がネガティブサプライズとなり、106円台まで円が急伸していることから、週明けは売り先行での始まりとなる。105円に近づくとまたぞろ政府要人から口先介入が出てくると思われるが、政府・日銀への政策信頼性が落ちてきているので、どこまで効くかは不明。消費増税見送りで日銀が動きづらくなったことは否めないが、懲りずに追加緩和期待を煽る日銀プレーも始まりそうだ。日経平均は週末のメジャーSQを控え先物主導で動きが荒くなると思われるが、日銀への期待が残っている以上、ドル円の105円、日経平均の16,000円から下は売り込みづらい。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限16,708円、日足基準線16,861円、心理的節目17,000円、週足基準線17,367円、月足基準線17,458円。下値サポートとしては、日足雲下限16,240円、心理的節目16,000円、4月8日安値15,471円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.95倍 PBR1.16倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:15,900円~16,900円

更新日 2016年6月5日 株・個人投資家の喫茶店

2016年5月29日日曜日

2016年5月30日~6月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年5月27日
先週の日経平均は続伸。東証1部の売買代金は連日2兆円を下回る薄商いだったが、為替が110円前後で安定していたこともあり、週後半は戻りを試す展開となった。日経平均は週ベースで98.49円の上昇。

今週の株式市場は、先物主導の急変注意も引き続き戻りを試しそう。米国の追加利上げの可能性が徐々に高まる一方で、日本はマイナス金利、消費増税先送り、ヘリコプターマネーと円安株高に向かい易い環境になっている。消費増税先送りは織り込み済みだが、財政出動(ヘリコプターマネー)の規模が市場の予想を上回れば一時的にせよ好感されるだろう。

消費増税の先送りが正式に発表されると、海外の格付け会社から日本国債の格下げが行なわれる可能性が高い。過去に国債の格下げで円や株が大きく売られたことはないが、この辺の影響は見極めにくい。米国の追加利上げが高まる中、世界的にボラティリティが低下しているが、中国株や米国株がこのまま大人しく推移することができるのかも気になるところ。目先は累積出来高の多いの17,000円や急落後上値を押さられている月足基準線が位置する17,400円レベル。下は日足雲下限16,300円レベルが目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、月足基準線17,418円、週足基準線17,439円。下値サポートとしては、日足基準線16,794円、日足雲上限16,291円、日足雲下限16,191円、心理的節目16,000円、4月8日安値15,471円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER15.09倍 PBR1.16倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:16,250円~17,250円

更新日 2016年5月29日 株・個人投資家の喫茶店

2016年5月22日日曜日

2016年5月23日~5月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年5月20日
先週の日経平均は続伸。先物トレーダーらが織り込む米国の6月の利上げ確率が30%まで高まったことでドル円が110円台まで下落。サミットや景気対策の発表を控え売り込みにくい環境となっており、薄商いの中、買い戻しが優勢となった。日経平均は週ベースで324.14円の上昇。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。G7では財政協調は議論されず、為替を巡る日米の認識の違いも改めて明らかになり、期待外れに終わった。ただ、先週円安になったのはアメリカの追加利上げ観測が高まったことが主要因なので、さほど円高材料にはならないだろう。株式市場は消費増税の有無や政府の大型景気対策などが正式に発表されるまでは動きづらく、材料の出た銘柄を局所戦で売買する流れが継続しそう。目先は上はSQ値の16,845円や累積出来高の多いの17,000円、下は心理的節目の16,000円が目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、SQ値16,845円、、心理的節目17,000円、月足基準線17,418円、週足基準線17,439円。下値サポートとしては、日足基準線16,569円、日足雲上限16,385円、日足雲下限16,328円、心理的節目16,000円、4月8日安値15,471円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.11倍 PBR1.15倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:16,200円~17,200円

更新日 2016年5月22日 株・個人投資家の喫茶店

2016年5月15日日曜日

2016年5月16日~5月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年5月13日
先週の日経平均は反発。雇用統計後に円高が進まなかったことや、麻生財務相の執拗な口先介入を受けドル円のアンワインドが入り、円は一時109円台まで下落、日経平均も上値は重かったものの堅調な展開となった。日経平均は週ベースで305.49円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。17,000円前後は累積出来高が多く、ここを抜けていくには110円台に円が下落していかないと厳しい。トヨタの大幅減益予想などファンダメンタルズはチャートに追いつくように劣化を続けているが、今後出てくるであろう政府の大型景気対策、日銀の追加緩和期待が下支えや買い戻し要因になる構図に変わりない。目先は上はSQ値の16,845円や心理的節目の17,000円、下は心理的節目の16,000円が目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線16,543円、日足雲上限16,586円、SQ値16,845円、心理的節目17,000円、週足基準線17,439円。下値サポートとしては、日足雲下限16,385円、心理的節目16,000円、4月8日安値15,471円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.80倍 PBR1.13倍 予想配当利回り1.88%

今週の予想レンジ:16,000円~17,000円

更新日 2016年5月15日 株・個人投資家の喫茶店

2016年5月8日日曜日

2016年5月9日~5月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年5月6日
先週の日経平均は続落。月曜日は日銀プレーの反動が続き518円下がったが、連休中の海外株式市場が比較的安定していたことで下値は限定的だった。日経平均は週ベースで559.33円の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開か。為替は105円台までやったことで、新たなドル売り・円買いを仕掛けるには材料不足で106円半ばから107円前半で膠着状態となっている。介入警戒感と言うよりも、サミットを前にした政府の財政出動への期待が下支えになっているように見える。また、株式市場の需給はそれほど悪化しておらず、企業業績も今のところ当初考えられていたほど悪化していないことから、日経平均は16,000円で下げ渋りを見せている。ただ、この為替水準が続けば徐々に下方に圧力がかかって行くだろう。決算発表は今週ピークを迎える。指数が膠着感を強めれば個別の決算プレーが激しくなりそうだ。週末にはオプションSQも控えており、水曜日あたりには先物主導で値動きが荒くなる展開も予想される。目先は上が日足基準線16,542円、下は累積出来高が多い15,500円レベル(4月8日安値15,471)が目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限16,385円、日足基準線16,542円、日足雲上限16,734円、心理的節目17,000円、月足基準線17,419円、週足基準線17,439円。下値サポートとしては、心理的節目16,000円、4月8日安値15,471円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.54倍 PBR1.10倍 予想配当利回り1.89%

今週の予想レンジ:15,500円~16,500円

更新日 2016年5月8日 株・個人投資家の喫茶店

2016年5月1日日曜日

2016年5月2日~5月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年4月28日
先週の日経平均は大幅に反落。追加緩和期待から底堅い動きを続けていたが、金融政策決定会合で現状維持が伝わると一気に急落した。日経平均は週ベースで906.44円の下落。

今週の株式市場は引き続きボラタイルな展開か。GWの谷間で2営業日しかないが、日銀プレーの反動が続きそうだ。17,572円まで登った後に梯子を外され、ドル円も直近の安値を下回ってきたことから、PER16倍近い高過ぎる株価が調整されるのは必然だろう。

週明け2日はCMEの清算値にそのままサヤ寄せすると800円ほどの下げになる。為替相場を巡り政府要人からの口先介入も激しくなりそうだ。ただ、急落したと言っても、マザーズ指数などは別次元の動きを続けており、個人の信用評価損はそれほど膨らんでおらず、2月のような投げがでるようなレベルにはない。また、原油も堅調でNYダウは史上最高値圏と海外市場も比較的落ち着いていることから、今のところ日本株(東証1部)限定のリスクオフ。日経平均は主だったサポートはすべて下抜けてしまうので、目先は4月8日安値15,471円辺りで止まれるかどうか。その下は年初来安値の14,865円、2011年11月25日のザラ場安値8,136円から2015年の6月26日のザラ場高値20,953円の1/2押しにあたる14,544円などが意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限16,698円、心理的節目17,000円、月足基準線17,419円、週足基準線17,439円。下値サポートとしては、日足基準線16,543円、日足雲下限16,420円、心理的節目16,000円、4月8日安値15,471円、心理的節目15,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.97倍 PBR1.13倍 予想配当利回り1.84%

今週の予想レンジ:15,250円~16,500円

更新日 2016年5月1日 株・個人投資家の喫茶店

2016年4月24日日曜日

2016年4月25日~4月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年4月22日
先週の日経平均は大幅に続伸。週初は産油国会合で増産凍結で合意に至らなかったことや、ルー財務長官が為替市場は秩序的という発言をしたことで円高になり大幅安の始まりとなった。しかし翌日にはクウェートの石油労働者によるストライキを材料に原油が再び40ドル台を回復し、CTAのアルゴリズムによる断続的な先物1枚買いなども相場を押し上げた。週後半になると日銀の追加緩和期待から円買い・株売りのアンワインドに拍車がかかり連日の大幅高となる。日経平均は週ベースで724.46円の上昇。

今週の株式市場は引き続きボラタイルな展開か。皮肉にも熊本地震が拡大した影響から、消費増税の先送り、日銀の追加緩和、更に夏の衆参同日選挙回避で憲法改正より経済政策に注力するとの思惑から、買い戻しや買い仕掛けが入り大幅高となっている。27~28日の日銀の金融政策決定会合では、ETFの増額はほぼ織り込まれており、先週末に話が出た金融機関向けの貸出金利をマイナスにする措置が入るかどうかも注目される。東証1部の予想PERは16.58倍まで上昇していることから、もし現状維持で梯子を外されると一時的に失望売りを浴びることになりそうだ。ただ、2月とは真逆のモメンタム相場になっているので、その場合も政策期待などをネタに再び勢いを取り戻す可能性もある。仮にドル円が115円台まで戻っても18,000円は正当化出来る水準ではないが、今はヘッジファンドの買い戻し、買い仕掛けが市場を席巻しており、ファンダメンタルズなど論じても、マヌケな解説になるだけで何の意味もない。目先は2月1日の高値17,905円、月足転換線17,906円を超えられるか。

日経平均の上値抵抗としては、2月1日高値17,905円、月足転換線17,906円、心理的節目18,000円、200日移動平均線18,291円、週足雲下限18,489円。下値サポートとしては、週足基準線17,43円、月足基準線17,419円、心理的節目17,000円、日足雲上限16908円、日足基準線16,522円な
ど。

東証1部全銘柄 予想PER16.58倍 PBR1.19倍 予想配当利回り1.78%

今週の予想レンジ:17,000円~18,300円

2016年4月17日日曜日

2016年4月18日~4月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年4月15日
先週の日経平均は大幅に反発。原油先物価格が200日移動平均線を上回り、欧米株が堅調な推移を続けた流れを受け、東京市場も急反発となった。東京市場の大幅高の直接的な背景は公的年金の買いがきっかけだったが、週後半はヘッジファンドのアルゴリズムによる買い戻しが上昇に拍車をかけた。日経平均は週ベースで1,026.51円の上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。東証1部の予想PERは15.97倍と既に割高感が出ており、17,000円を超えてくると戻り売りも上値を圧迫する。基本的に先週の上昇は、商いも少なく真空地帯を公的年金とショート・カバーで駆け上がっただけである。このまま100トビ台の円高が続けば、EPSは更に低下して行くと考えられるので、株価の割高感は更に強まって行く。地震の影響もさまざまな形でマーケットに出てくるだろう。現状のファンダメンタルズからは、17,000円から上はとても買える水準ではないが、ただ目先はショート・カバーと日銀の決定会合も近づいてくることから、CTAが上方向で値幅がとれると考えればアルゴリズムが上に走ることもないとは言えない。上は3月の戻り高値17,291円、下は日足基準線16,381円あたりが目先のメド。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限16,989円、心理的節目17,000円、3月の戻り高値17,291円、月足基準線17,419円、週足基準線17,439円。下値サポートとしては、日足基準線16,381円、日足雲下限16,320円、心理的節目16,000円、心理的節目15,500円、2月12日安値14,865円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.97倍 PBR1.15倍 予想配当利回り1.83%

今週の予想レンジ:15,750円~17,200円

更新日 2016年4月17日 株・個人投資家の喫茶店

2016年4月10日日曜日

2016年4月11日~4月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年4月8日
先週の日経平均は続落。米国株は緩やかな利上げペースを背景に高値圏で推移しているが、日経平均は円高基調から水曜日には3年5ヶ月ぶりの7日続落となった。週末はドル円が一時107円台に入るなど更に円高が加速したが、政府の口先介入やクジラの防戦買いなどが入り下げ渋る。日経平均は週ベースで342.64円の下落。

今週の株式市場は、為替相場を睨みながら神経質な展開か。三角保ち合いを下放れてから下げが加速し、節目の15,500円レベルまで下げたが、ここは累積出来高も多い水準であり、GPIFにはまだ買い余力が残っていると思われるので抵抗を見せている。ただ、円高が止まらないようだと、早晩前回のザラ場安値14,865円を目指していく展開になると思われる。その下は2011年11月25日のザラ場安値8,136円から2015年の6月26日のザラ場高値20,953円の1/2押しにあたる14,544円などが意識される。個人的には100トビ台での実弾介入は無理だと思うので、当面は口先介入で凌ぎつつ政策や日銀の追加緩和に望みをつなぐ相場。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目16,000円、日足雲下限16,372円、日足基準線16,381円、25日移動平均16,690円。下値サポートとしては、心理的節目15,500円、2月12日安値14,865円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.11倍 PBR1.09倍 予想配当利回り1.91%

今週の予想レンジ:14,800円~16,500円

更新日 2016年4月10日 株・個人投資家の喫茶店

2016年4月3日日曜日

2016年4月4日~4月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年4月1日
先週の日経平均は反落。週初は米国株が堅調な動きを続けていることや、期末に向けてのドレッシング買いなどから堅調な推移となった。しかし、イエレンFRB議長の講演を受け円安基調が反転し、週末には日銀短観の悪化や国内機関投資家の益出しの売りなどをきっかけに大きく崩れる展開となった。日経平均は週ベースで838.59円の下落。

今週の株式市場は、リバウンド期待も上値は重い展開か。チャートは17,000円前後で形成していた三角保ち合いを下放れてしまったが、アメリカ株が上値追いの状況ですし、日本は下がれば日銀の追加緩和期待、財政出動、消費税先送りなどが下値を支えることになるので、ここから一方的に売られる展開も考えづらい。ただ、為替水準を考えれば日経平均16,000円でも割安感はない。短観で大企業製造業の想定為替レートが1ドル117円46銭の数字が示され、6円近い乖離が発生していることを考慮すれば、むしろまだ割高感の方が強いと言える。業績予想リビジョンの悪化に歯止めがかかっていない状況なので、米国株高や政策期待で下値は買い支えられても上値は重いだろう。海外がリスクオンの間に、徐々に円安に回帰するのが理想だが、海外がリスクオフになってしまえば前回の安値14,865円も決して盤石ではない。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線16,574円、心理的節目17,000円、日足雲上限17,367円、月足基準線17,419円、日足雲上限17,434円。下値サポートとしては、日足雲下限16,091円、心理的節目16,000円、心理的節目15,500円、2月12日安値14,865円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.24倍 PBR1.10倍 予想配当利回り1.88%

今週の予想レンジ:15,750円~17,000円

更新日 2016年4月3日 株・個人投資家の喫茶店

2016年3月27日日曜日

2016年3月28日~4月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年3月25日
先週の日経平均は反発。連休中に米国株が続伸したことで月曜日は300円を超える大幅高となったが、その後はイースター休暇を前に外国人のフローが減り薄商いのなか方向感のない展開が続いた。ただ、米金融当局者のタカ派発言を背景としたドルの買い戻しが継続し、週末にドル円が113円に下落すると再び買いが優勢となり17,000円台を回復した。日経平均は週ベースで277.94円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開か。アメリカは4月の追加利上げ観測も台頭してきているが、今のところ原油も株も下げていないので、円安になった分だけ日本株にはプラスになっている。この流れが今週も続くのか否か引き続きFRB関係者の発言に注意したい。日経平均は火曜日に130円ほど配当分が落ちるものの、クジラなどが月末に向け露骨な買い支えを展開するので底堅く推移すると思われる。北朝鮮の最後通告は、いつもの虚仮威しだと思われるが、朝鮮半島の地政学リスクも一応考慮。日経平均の上値メドは心理的節目の17,500円、2月1日~2日にアイランドリバーサルになっている週足雲下限レベル17,741円。下値はSQ値の16,586円、日足基準線16,522円。

日経平均の上値抵抗としては、月足基準線17,419円、日足雲上限17,434円、心理的節目17,500円、週足雲下限17,741円。下値サポートとしては、SQ値16,586円、日足基準線16,522円、心理的節目16,500円、日足雲下限16,184円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.85倍 PBR1.15倍 予想配当利回り1.80%

今週の予想レンジ:16,500円~17,500円

更新日 2016年3月27日 株・個人投資家の喫茶店

2016年3月20日日曜日

2016年3月22日~3月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年3月18日
先週の日経平均は続落。週明けこそ300円近い大幅高となったが、その後は日銀金融政策決定会合、FOMCを経てドル安円高が進行したことで、世界的なリスクオンの流れにのれず軟調な展開となった。日経平均は週ベースで-214.06円の下落。

今週の株式市場は、為替相場を睨みながら神経質な展開か。NYダウ・S&P500は年初の下げを取り戻しプラス圏に浮上したが、日本株は想定以上に円高が進んだことで大きく出遅れた状態になっている。出遅れていると言っても、あくまで相対的なものであり、111円台の円高を考慮すれば、現状の16,700円でも高過ぎることが悩ましい。ドル円が115円に向かうのであれば、世界的なリスクオンの流れに乗り週足雲下限レベル17,741円まで戻ってもおかしくないが、110円を割れるようなドル安(円高)になれば、GPIFや日銀が買い支えても早晩16,000円台を維持するのは難しくなるだろう。ただ、今週はそれほど重要な経済指標もなく、政策期待や配当取りが下値を支えてくれそうだ。ちなみに今年の権利付き最終日は3月28日となる。日経平均の上値メドは心理的節目の17,500円、2月1日~2日にアイランドリバーサルになっている週足雲下限レベル17,741円。下値はSQ値の16,586円、心理的節目の16,000円。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、月足基準線17,419円、日足雲上限17,439円、週足雲下限17,741円。下値サポートとしては、SQ値16,586円、日足雲下限16,526円、心理的節目16,500円、日足基準線16,078円、心理的節目16,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.25倍 PBR1.13倍 予想配当利回り1.82%

今週の予想レンジ:16,250円~17,500円

更新日 2016年3月20日 株・個人投資家の喫茶店

2016年3月13日日曜日

2016年3月14日~3月18日の日経平均予想

日経平均一目均衡表チャート(日足)2016年3月11日
先週の日経平均は小幅に反落。ドル円が再び112円台で推移するなど為替相場が重しとなり、水曜日まで3日続落となった。ただ、買い戻しがまだ続いていることや、下値ではGPIFの買いなどが支えとなり下値は堅かった。週末にはECB理事会を経て動きが荒くなったが、売りの勢いは弱かった。日経平均は週ベースで-75.91円の下落。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。週末の欧米株が大幅に反発したことを受け週明けは買いが先行しそうだ。先物は3月配当(130円~140円)が落ちた状態になっているので、現物の月曜日の寄り付きは17,180円程度が予想される。今週は14日~15日には日銀金融政策決定会合、15日~16日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。政策はどちらも現状維持だと思われるが、ドラギ発言で市場が過剰反応したようにマーケットはまだ不安定なので、会見でのコメントには注意したい。バリュエーション面での割高感は否めないが、GPIFなどが3月末に向け買いを強めているので、原油価格の急落など再び極端なリスクオフにならなければ下値は限定的と見る。上値は2月1日~2日にアイランドリバーサルになっている週足雲下限レベル17,741円、下値はSQ値の16,586円。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限17,422円、月足基準線17,419円、週足雲下限17,741円、日足雲上限18,015円。下値サポートとしては、SQ値16,586円、心理的節目16,500円、日足転換線16,450円、日足基準線16,038円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER15.46倍 PBR1.14倍 予想配当利回り1.82%

今週の予想レンジ:16,500円~17,750円

更新日 2016年3月13日 株・個人投資家の喫茶店

2016年3月6日日曜日

2016年3月7日~3月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年3月4日
先週の日経平均は続伸。WTI原油先物価格が直近安値から4割ほど戻し、米国株もリセッション懸念が後退したことで年初からの下げをほぼ回復した。日本株も世界的なリスクオフの巻き戻しの流れにのり、17,000円台を回復した。日経平均は週ベースで826.37円の上昇。

今週の株式市場は、引き続き戻りを試す展開か。2月1日の高値17,905円から12日の安値14,865円の61.8%戻しである16,744円も超えチャートは強気に転換している。目先は日足雲下限17,286円、月足基準線17,419円だが、ショートカバーが強まれば、2月1日~2日にアイランドリバーサルになっている週足雲下限17,741円レベルがターゲットとなる。

ユーロ圏では10日にECB政策理事会が開催される。既にドラギ総裁は追加緩和に踏み切ることを示唆しており、ドラギ・マジックとなるか、前回同様ドラギ・ショックとなるか、その動向が注目される。更に翌週には日銀決定会合、FOMCとイベントが目白押しで、どちらのイベントも今のところ買い戻し方向に働きそうだ。為替水準と比較すると日本株はかなり割高になっており、日銀の追加緩和期待で円安が進まないと買いづらい。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限17,286円、月足基準線17,419円、週足雲下限17,741円。心理的節目16,500円日足基準線16,385円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.64倍 PBR1.16倍 予想配当利回り1.81%

今週の予想レンジ:16,500円~17,750円

更新日 2016年3月6日 株・個人投資家の喫茶店

2016年2月28日日曜日

2016年2月29日~3月4日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年2月26日
先週の日経平均は続伸。WTI原油先物価格が30ドル台を回復したことやアメリカのリセッション懸念の後退を受け株を買い戻す動きが優勢になった。日経平均は週ベースで221.24円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開も上値は重そう。G20は論評にも値しない内容だったが、既に形骸化している会合なので特段好感も失望もされないだろう。それより懸念されていたアメリカのリセッション入りが目先後退したことで、円は弱含み、日本株にはプラスに働く可能性がある。ただ、米国株が利上げ懸念の再燃で崩れないことが前提であり、原油安、中国不安、G20で盛り込まれた機動的な財政政策云々も、各国任せで実効性には乏しいことから、不安定な動きは続くだろう。

日経平均レバレッジETFの年初からの平均買いコストは、日経平均16,800円程度と言われており、上値では戻り売りが強まると思われる。フィボナッチで見た場合も、2月1日の高値17,905円から12日の安値14,865円の61.8%戻しが16,744円であり、やはりこの辺がレジスタンスとして意識される。為替水準から見た場合、既に株価は割高になっているので高値掴みには注意したい。一方、下に振れた場合は価格帯出来高も多く下げ渋りを見せている15,600円レベルが目先のサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線16,386円、心理的節目16,500円、61.8%戻し16,744円、心理的節目17,000円、月足基準線17,419円。下値サポートとしては、日足転換線16,052円、心理的節目16,000円、心理的節目15,500円、2月12日安値14,865円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.91倍 PBR1.10倍 予想配当利回り1.88%

今週の予想レンジ:15,500円~16,800円

更新日 2016年2月28日 株・個人投資家の喫茶店

2016年2月21日日曜日

2016年2月22日~2月26日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)2016年2月19日
先週の日経平均は大幅に反発。ドイツ銀行が社債(問題になった偶発転換社債ではない)の買い戻しに動いたことから、欧州金融不安が和らぎ、週初は1,069円の大幅高となった。その後も欧米市場は堅調に推移したが、ドル円の戻りが鈍く日経平均は日足基準線を手前に押し戻された。日経平均は週ベースで1014.56円の上昇。

今週の株式市場は、G20を前に揉み合い予想も為替次第では再度15,000円を試しに行く展開も。為替から日経平均のフェアバリューを考えた場合、私の計算では115円で16,000円がギリギリ許容できる範囲であることから、現在の112~113円で見た場合のフェアバリューはおまけしても15,000円前後が妥当だと考える。日銀のETF買いや公的資金などが株価を下支えしているが、ドル円が現状の112~114円で推移すれば株価は必然的に下方圧力がかかっていくことになる。上は日足基準線の16,385円が目先のレジスタンス。

26ー27日の日程でG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれる。期待を煽る人もいるので多少は売り込みにくい環境になるかもしれないが、既にG20は形骸化していることから、今回も「市場を注視する」程度の声明しか出てこないと見ておいた方がいいだろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目16,000円、日足基準線16,385円、月足基準線17,419円、週足雲下限17,741円。下値サポートとしては、心理的節目15,500円、心理的節目15,000円、2月12日安値14,865円、月足雲上限13,324円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.68倍 PBR1.09倍 予想配当利回り1.92%

今週の予想レンジ:14,800円~16,500円

更新日 2016年2月21日 株・個人投資家の喫茶店

2016年2月14日日曜日

2016年2月15日~2月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)2016年2月12日
先週の日経平均は大幅に続落。週初は自律反発で上昇したものの、その後は原油安、欧州金融不安とリスクオフの流れが強まりドル円が急伸、日経平均はつるべ落としで15,000円割れとなった。日経平均は週ベースで-1,866.98円の下落。

今週の株式市場は、先週同様為替を睨みながらボラタイルな展開か。週末に欧米株が反発したことで月曜日は大幅高での始まりとなるが、その後は為替相場を睨みながらの展開となる。短期的に下げすぎた反動から目先1,000円程度の自律反発は十分あり得るが、長期トレンドは完全に下向きであり、為替も115円以下では来期の大幅減益は避けられない状況。現在、何一つリスクが顕在化していない中での下げなので底入れ感など当然でるはずもない。アベノミクスは一にも二にも三にも円安に依存した経済なので、それが投機的なものであろうがなかろうが、円高に振れればすべてが逆回転し実体経済を悪化させる。シカゴ投機筋の円ロングは前週から再び増加しており、当局との神経戦が激しくなろう。株のボラもしばらくは高止まり状態が続きそうだ。戻りのメドとしては心理的節目の16,000円、下は心理的節目の14,000円。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目16,000円、日足基準線16,668円、月足基準線17,419円、週足雲下限17,741円。下値サポートとしては、2月12日安値14,865円、心理的節目14,500円、心理的節目14,000円、月足雲上限13,324円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.69倍 PBR1.01倍 予想配当利回り2.05%

今週の予想レンジ:14,250円~16,250円

更新日 2016年2月14日 株・個人投資家の喫茶店

2016年2月7日日曜日

2016年2月8日~2月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年2月5日
先週の日経平均は反落。マイナス金利導入後、米国株も大幅高となったことで月曜日も買い戻しが続き日経平均は17,905円まで上昇した。しかしその後は原油が再び30ドルを割り込んだり、米国で弱い経済指標が相次いだことで利上げ観測が後退し、再び円が買われる流れとなった。円がこれほど早くマイナス金利導入前の水準に逆戻りすることは、まったく想定外だったので、火曜日からの4日続落は株式市場に少なからずショックを与えた。日経平均は週ベースで-698.71円の下落。

今週の株式市場は為替を睨みながら神経質な展開か。週末の米雇用統計は若干下振れとなったが、失業率は低下し平均賃金は上昇と解釈が難しい内容となった。3月の利上げはないにしても、年内の追加利上げへの可能性は残ったことで株は売られたが、円は117円をはさんでの揉み合いだった。もし大きな下振れとなっていたら115円台に入る可能性が高かっただけに、CMEの清算値16560円にサヤ寄せしてもそこから一段と売り込む動きにはならないだろう。ただ、米国も雇用以外の指標は冴えないものが多く、原油も不安定、中国不安は相変わらず、国内企業業績も悪化傾向となっており、リバウンドの継続性には疑問が残る。トレンドは完全に下向きなので突っ込み買いの吹き値売りに徹したい。テクニカル的には2月1日~2日がアイランドリバーサルとなっており、これを早急に否定しないことには16,500円、16,000円に引き寄せられていくことになる。

日経平均の上値抵抗としては、月足基準線17,419円、日足基準線17,565円、週足雲下限17,741円、心理的節目18,000円。下値サポートとしては、心理的節目16,500円、1月21日安値16,017円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.58倍 PBR1.15倍 予想配当利回り1.81%

今週の予想レンジ:15,800円~17,500円

更新日 2016年2月7日 株・個人投資家の喫茶店

2016年1月31日日曜日

2016年2月1日~2月5日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)2016年1月29日
先週の日経平均は反発。週初はCTAによる原油先物と株先物とのアルゴリズムトレードにより不安定な動きだったが、日銀決定会合でマイナス金利の導入が決まり、円安・株高となった。日経平均は週ベースで559.77円の上昇。

今週の株式市場は続伸か。日銀のマイナス金利導入により、リスクオフに傾いていた資金のアンワインドが継続すると思われる。マイナス金利導入により円を買うインセンティブは確実に低下したので、円高による企業の減収懸念は後退し、その部分に限れば株式市場にはプラス効果をもたらすことになるだろう。ただ、為替予約を済ませている企業も多いので、円安が利益になるかどうかは企業ごとに異なる。また、中国・中東不安や世界的な景気減速などのマクロ要因は何も変わっていないのは注意が必要だ。また、銀行が貸し渋りをしているわけでもなく、そもそも企業が資金を必要としていない状況でマイナス金利にしても、金融機関の負担が増えるだけで、設備投資や個人消費増に繋がらないのは子どもでも判る理屈である。日銀も当然その辺は判っており、年明け高まっていた円高基調を放置すれば2%どころかデフレマインドに逆戻りになるので、それを回避するための苦肉の策だろう。
日銀マイナス金利
ともあれ目先の円高を追い払ったことで、円安基調が続くうちは株式市場も半自動的に買われることになろう。時間軸を長くして、今後マイナス金利が拡大していくとすれば、金融機関から滲み出したマネーが不動産や株などのリスク資産に向かい資産バブルを増長させるかもしれないが、現時点でのスキームではそこまでは望めないし、そもそも日本のような大国では大幅なマイナス金利はテクニカル的に不可能なので、先行導入しているECBのように効果は時限的かつ限定的だろう。よって賞味期限を見極めながら買いでの参戦となる。

CMEの清算値は既に上回ってきているが、一目均衡表週足雲下限の17,741円を超え、ここをサポートとできるかに注目。18,000円を超えてくると年明けに買い下がった個人の戻り売りが多くなることが予想され、週足基準線18,482円ぐらいまで戻ればいったん揉み合いに入りそう。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線17,565円、週足雲下限17,741円、心理的節目18,000円、週足基準線18,482円、日足雲下限18,885円。下値サポートとしては、心理的節目17,500円、月足基準線17,419円心理的節目17,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.69倍 PBR1.19倍 予想配当利回り1.73%

今週の予想レンジ:17,300円~18,300円

更新日 2016年1月31日 株・個人投資家の喫茶店

2016年1月24日日曜日

2016年1月25日~1月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)2016年1月22日
先週の日経平均は続落。中国の景気後退や原油安を受け先物はナイトセッションで15,780円まで突っ込む場面もあった。しかし週末にはECB・日銀の追加緩和観測や原油の反発を受け大きくリバウンドする荒い値動きとなった。日経平均は週ベースでは-188.58の下落。

今週の日経平均は引き続きボラタイルな展開か。原油と日経平均先物とのアルゴリズムトレードと、日銀による量的・質的金融緩和期待から週前半はショートカバーの流れが強まることは容易に想像できる。問題はそのあとで、原油と為替が戻りすぎればQE3が見送りになる可能性もある。追加緩和に踏み切ったとしても内容が不十分なら12月と同じ結果となるだろうし、サプライズをともなう大規模なものなら一時的に好感はされるももの、次第に出尽くし感も出てくるだろう。実際これだけ金融緩和したにも関わらず、民間設備投資や名目GDPも2000年台の平均にすらとどいていない状況で意味があるのかも問われる。いずれにしろ週末に向け思惑が入り乱れボラタイルな動きが想定される。テクニカル的な戻りのメドとしては、まずは一目均衡表週足雲下限17,741円だが、QE3が好感されれば18,000円を大きく上回ってくる展開も考えられる。逆に見送りになった場合は円高・株安に逆戻りとなる。

日経平均の上値抵抗としては、月足基準線17,419円、週足雲下限17,741円、日足基準線17,943円、心理的節目18,000円、日足雲下限18,457円。下値サポートとしては、1月21日の安値16,017円、心理的節目15,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.03倍 PBR1.16倍 予想配当利回り1.81%

今週の予想レンジ:16,250円~18,500円

更新日 2016年1月24日 株・個人投資家の喫茶店