2016年11月27日日曜日

2016年11月28日~12月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年11月25日
先週の日経平均は続伸。堅調な米国株式市場と円安進行を好感し、上値追いの展開となった。日経平均は週ベースで413.81円の上昇。

今週の株式市場は波乱含みの展開か。トランプ・ラリーが継続し、テクニカル上の節目は全て上抜けてきたので、19,000円のコールを狙う動きも出てきている。ただ、相場の過熱感も高まっていることから、何かきっかけがあればアイランドリバーサルを伴う形で反転する可能性も高くなっている。現状、為替に関する発言がアメリカ側から一切出ていないので、日本株にとってはベストな環境だが、今後アメリカがドル高をどこまで黙認するかが焦点となる。憲法改正をめぐるイタリアの国民投票が4日に控えてることから、週後半は次第に様子見ムードが強まりそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目18,500円、年初来高値18,951円、心理的節目19,000円。下値サポートとしては、日足転換線17,969円、週足雲上限17,909円、月足基準線17,741円、心理的節目17,500円、日足基準線17,297円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.39倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.74%

今週の予想レンジ:17,500円~18,750円

更新日 2016年11月27日 株・個人投資家の喫茶店

2016年11月20日日曜日

2016年11月21日~11月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年11月18日
先週の日経平均は続伸。トランプ氏の勝利からアメリカの長期金利が上昇し円安基調が継続。アメリカ株も崩れず日本株には好環境となっている。日経平均は週ベースで592.62円の上昇。

今週の株式市場は為替相場を睨みながら上値を試す展開か。あれよあれよという間にドル円が110円台の円安になり、業績下振れ懸念が逆に業績上振れ期待に変化している。テクニカル上の節目も次々上抜けし、為替も株先もトレンドフォローのアルゴリズムが上昇に拍車をかけている。今後はドル高をどの程度までアメリカが放置するかが焦点となり、為替次第では上下に荒っぽい動きになることも想定される。買わないリスク、買うリスク。もうはまだなり まだはもうなり。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目18,000円、心理的節目18,500円、年初来高値18,951円。下値サポートとしては、週足雲上限17,909円、月足基準線17,741円、、心理的節目17,500円、日足基準線17,078円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.00倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り1.78%

今週の予想レンジ:17,500円~18,250円

更新日 2016年11月20日 株・個人投資家の喫茶店

2016年11月13日日曜日

2016年11月14日~11月18日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年11月11日
先週の日経平均は反発。トランプ氏の勝利で乱高下となったが、その後のマーケットは概ね予想通りの反応で特に驚きはなく、英国のEU離脱の時のように初期反応に踊らされた人が買い戻しを余儀なくされた。日経平均は週ベースで469.43円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。現在、いいとこ取りでトランプ氏の良い面ばかりが注目されているが、徐々に悪い面にも意識が向いて早晩上昇は止まりボラは縮小してくるだろう。月足基準線の17,741円が目先のレジスタンス。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,500円、11月11日高値17,621円、月足基準線17,741円、2月1日高値17,905円。下値サポートとしては、心理的節目17,000円、週足雲下限16,991円、日足基準線16,867円、日足雲上限16,643円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.48倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.84%

今週の予想レンジ:16,750円~17,750円

2016年11月6日日曜日

2016年11月7日~11月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年11月4日
先週の日経平均は反落。直近の幾つかの世論調査でトランプ氏の支持率がクリントン氏を上回ったことが明らかになり、米国株は大統領選を前にポジションを落とす動きが継続した。日本株もその煽りを受け日足基準線レベルまで押し下げられた。日経平均は週ベースで541.05円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。今週は何と言ってもアメリカ大統領選が最大の焦点となる。トランプ氏が勝利した場合はショック安は避けられないが、事前にポジションを落とす動きが続いているので、大幅安した後は買い戻しも期待できる。一方、クリントン氏が勝利した場合は、いったん急反発するだろうが、クリントン氏もトランプ氏よりはマシという程度で決してマーケットフレンドリーな大統領ではないので、そのまま素直に上昇相場に入るとは思えず、マーケットの初期反応には過剰に反応しない方がいいだろう。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線16,929円、週足雲下限16,991円、心理的節目17,500円、4月25日高値17,613円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、日足雲上限16,638円、日足雲下限16,539円、心理的節目16,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.38倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り1.85%

今週の予想レンジ:16,250円~17,500円

更新日 2016年11月6日 株・個人投資家の喫茶店