2017年2月26日日曜日

2017年2月27日~3月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年2月24日
先週の日経平均は小幅に反発。NYダウは連日で史上最高値を更新しているが、日本株は円安が進行しないこともあり、上値の重い展開が続いた。ただ、下がったところでは日銀のETF買いが下値を支え、個人の足の早い資金は新興市場に向かい、こちらは好調を維持している。日経平均は週ベースで48.92円の上昇。

今週の株式市場は波乱含みの展開か。チャート的には日足基準線を挟みかなり煮詰まってきており、そろそろ上下どちらかにトレンドを出しそうな感じになっている。今週は日米の経済指標と伴に、トランプ大統領の議会演説が注目される。アメリカ株は目を見張る税制改革とやらで、売り方の踏み上げも手伝い史上最高値を連日で更新しているので、仮に市場の期待通りの内容であっても、織り込み済みで利益確定売りが警戒され、失望を誘う内容だと急落も考えられる。その点は注意が必要だろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、日足基準線19,151円、日足雲上限19,100円、1月18日安値18,650円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.88倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:18,750円~19,750円

更新日 2017年2月26日 株・個人投資家の喫茶店

2017年2月19日日曜日

2017年2月20日~2月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年2月17日
先週の日経平均は反落。NYダウは連日で史上最高値更新も、日経平均は前週大幅高した反動や、イエレン議長が利上げに前向きな発言をしてもドル高・円安への反応が限られたことから、利益確定売りが優勢だった。日経平均は週ベースで144.31円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。米国株は連日で史上最高値を更新するなど好調を持続しているが、日経平均は1月5日高値19,615円を抜けられず膠着感を強めている。一番の要因は円安が進行しないことだが、トランプ大統領の目を見張るような税制改革案も内容が不明で、米国株は期待をかなり先取りして上昇しているので失望を誘う内容だと反動安も懸念される。米国株が上がってもついて行けなかっただけに、米株が下がる時だけは倍下がるという悪い時のパターンも懸念される。結局、為替次第?

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、日足基準線19,133円、日足雲上限19,085円、1月18日安値18,650円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.81倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:18,750円~19,600円

更新日 2017年2月19日 株・個人投資家の喫茶店

2017年2月12日日曜日

2017年2月13日~2月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年2月10日
先週の日経平均は反発。木曜日までは狭いレンジでの揉み合いだったが、週末にトランプ大統領が今後2、3週間以内に目を見張るような税制改革を発表すると述べたことが好感され、米国主要三指数が史上最高値を更新し日本株も買いが優勢となった。日経平均は週ベースで460.73円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。先週末のトランプ発言で息を吹き返し、米国主要三指数が史上最高値を更新している流れから、日本株も堅調な展開が望めそうだ。懸念されていた日米首脳会談も今のところトランプ大統領からの厳しい要求もないようですし、金曜日に先取る形で上げているとは言え好感されそうだ。目先は基準線をサポートに1月5日高値19,615円のテスト局面。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、日足基準線19,133円、日足雲上限19,111円、1月18日安値18,650円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.58倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:18,900円~19,750円

更新日 2017年2月12日 株・個人投資家の喫茶店

2017年2月5日日曜日

2017年2月6日~2月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年2月3日
先週の日経平均は反落。トランプ大統領が打ち出した入国制限を巡って先行き不透明感が更に高まったことで、日米とも利益確定売りが優勢になった。日経平均は週ベースで549.2円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。上にも下にも決め手なしで、10日の日米首脳会談までは指数の方向感は出づらい状態が続きそうだ。短期資金は個別の決算プレーが中心となろう。上は1月5日のザラ場高値19,615円、下は1月18日のザラ場安値18,650円の範囲内だろうが、週末にトランプ大統領が金融規制改革法(ドッド・フランク法)の見直しに関する大統領令に署名したことは、公約通りとは言え好感されるかもしれない。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限19,084円、日足基準線19,133円、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、1月18日安値18,650円、75日移動平均線18,429円、月足基準線17,908円、週足基準線17,863円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.62倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:18,600円~19,500円