2017年5月28日日曜日

2017年5月29日~6月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年5月26日
先週の日経平均は揉み合い。S&P500とナスダック指数が史上最高値を更新するなど好調な米国株に支えられた。ただ、FOMC議事要旨がハト派的であったことからドルの上値が重く、日経平均の頭を抑えた。日経平均は週ベースで96.08円の上昇。

今週の株式市場は底堅い展開か。FOMC議事要旨を受け米国の利上げペースが緩やかなものになるとの思惑から、ドルの上値は重いが、そのぶん米国株が好調に推移していることもあり、上値は重いが下値も堅そうだ。チャートもアイランドリバーサルが解消されたことで、外部環境に大きな変化がなければ節目の20,000円を目指す展開が予想される。

日経平均の上値抵抗としては、年初来高値 19,998円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,163円、日足雲上限18,946円、日足雲下限18,739円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.40倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.73%

今週の予想レンジ:19,300円~20,000円

更新日 2017年5月28日 株・個人投資家の喫茶店

2017年5月21日日曜日

2017年5月22日~5月26日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年5月19日
先週の日経平均は反落。週初は節目の20,000円を手前に揉み合いを続けていたが、米国株がトランプ大統領を巡る一連の疑惑から急落し、為替も円高に振れたことで売りが優勢になった。ただ、下がったところでは日銀のETF買いが下値を支え、為替水準と比較すれば底堅い展開だったと言える。日経平均は週ベースで293.14円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。トランプ大統領を巡る一連の疑惑が引き続き重荷になるが、週末には震源地の米国株が落ち着きを取り戻しているので、上値は重いが下値も堅そうだ。日経平均は典型的なアイランドリバーサルを形成しチャートの形状は良くないが、下がったところでは先週同様日銀のETF買いが下値を支えそうだ。また、日経平均の予想PERも現在14.06倍まで低下し、一定の下支え要因になっているが、これに関しては円高が進めば簡単に変わるものなので過信は禁物。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線19,724円、5月12日SQ値19,991円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,111円、日足雲上限19,093円、日足雲下限18,977円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.36倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.74%

今週の予想レンジ:19,200円~19,900円

更新日 2017年5月21日 株・個人投資家の喫茶店

2017年5月14日日曜日

2017年5月15日~5月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年5月14日
先週の日経平均は続伸。連休明けは良好な米雇用統計と中道派のマクロン氏が勝利したフランス大統領選を受け、窓をあけて年初来高値を更新。その後は節目の2万円を前に揉み合いとなった。日経平均は週ベースで438.2円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。オシレーター系指標は過熱感を示唆しており、積極的に上値を追うのは難しい状況。ただ、ナスダックが史上最高値を更新し、為替も円安基調が継続していることから、下値を売り込む動きも限定的だろう。目先は12日のSQ値19,991円を超えていけるかが焦点で、回復に手間取るようだと過熱感が収まるまで調整に入る可能性が高まる。一方、SQ値を上回り上値追いになった場合は、3月のザラ場高値19,668円~4月のザラ場安値18,224円を元にしたV計算値21,000円水準が中期的な目標となる。

日経平均の上値抵抗としては、5月12日SQ値19,991円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足転換線19,567円、日足雲上限19,186円、日足基準線19,107円、日足雲下限19,093円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.39倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.71%

今週の予想レンジ:19,200円~20,000円

更新日 2017年5月14日 株・個人投資家の喫茶店

2017年5月7日日曜日

2017年5月8日~5月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年5月2日
先週の日経平均は続伸。GWの谷間で2営業日しかなかったが、ナスダックの史上最高値更新や円安進行を好感し堅調な展開となった。日経平均は週ベースで248.96円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。フランス大統領選はマクロン氏が順当に勝利すると思われ、その点はマーケットも織り込み済みだが、それでも週明けは買いが先行しそうだ。19,500円前後は価格帯出来高が膨らんでいる水準だが、CMEの清算値は3月2日につけた19,668円を既に上回っているので、週明けに一段と円安が進むようだとオーバーシュート気味に20,000円を試す展開も予想される。テールリスクは引き続き北朝鮮だが、こればかりは予測不可能。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、3月2日高値19,668円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足雲上限19,288円、日足雲下限19,159円、日足転換線18,942円、日足基準線18,844円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.63倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.71%

今週の予想レンジ:19,200円~20,000円

更新日 2017年5月7日 株・個人投資家の喫茶店