2017年9月24日日曜日

2017年9月25日~9月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月22日
先週の日経平均は続伸。日本が3連休中に米国株が連日で史上最高値を更新し、米長期金利の上昇から為替も円安に振れたことで、週明けは窓をあけて2万円を超えての寄り付きとなった。日経平均・TOPIXとも年初来高値を更新したことで、粘っていた売り方もショート・カバーを余儀なくされる。その後は急ピッチな上昇に対する警戒感から高値圏での揉み合いとなった。日経平均は週ベースで386.95円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。北朝鮮情勢を巡る先行き不透明感は強いものの、利上げ方向の米国と出口の見えない異次元緩和を続ける日本の金融政策の違いから、今週もドル高・円安が株価を支えそうだ。ただ、これは米国株がこのまま堅調に推移するという前提が必要で、このまま上値追いを続けられるかはやや疑問。チャート的には上は心理的節目の20,500円や、2015年につけたザラ場高値20,952円ぐらいしか節目がない状態。調整した場合は19日の窓埋め水準である19,900円レベルが意識されるが、東証の空売り比率も40.6%と依然として高水準なので、下がったところでは買い戻しが株価を支えそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、2015年ザラ場高値20,952円。下値サポートとしては、心理的節目20,000円、日足転換線19,959円、日足雲上限19,902円、日足基準線19,860円、日足雲下限19,815円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.94倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:19,800円~20,500円

更新日 2017年9月24日 株・個人投資家の喫茶店

2017年9月17日日曜日

2017年9月19日~9月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月15日
先週の日経平均は反発。週明けは「建国記念日」に合わせた北朝鮮によるミサイル発射などの新たな挑発行為がなかったことで、リスクオフポジションの巻き戻しが入った。その後も米国の主要3指数が連日で史上最高値を更新している流れを受け、日本株も週を通して堅調な展開となった。日経平均は週ベースで634.68円の上昇。

今週の株式市場は上値の重い展開か。先週は北朝鮮の新たな挑発行為や大型ハリケーンの影響が当初の予想より軽微にとどまったことで、米国株が連日で史上最高値を更新した。日本株は高水準な空売り残を背景に買い戻しが進んだ。ただ、買い戻しにも一巡感が出てきており、累積出来高の多い2万円前後からは上値が重くなると予想される。レジスタンスは心理的節目の20,000円や年初来高値の20,318円。サポートとしては日足基準19,586円や200日移動平均線19,443円が意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限19,944円、心理的節目20,000円、年初来高値20,318円。下値サポートとしては、日足雲下限19,908円、日足基準線19,586円、200日移動平均19,443円、心理的節目19000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.72倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.62%

今週の予想レンジ:19,500円~20,200円

更新日 2017年9月17日 株・個人投資家の喫茶店

2017年9月10日日曜日

2017年9月11日~9月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月8日
先週の日経平均は反発。北朝鮮が昨日過去最大規模の核実験を実施したことで、改めて地政学リスクが意識された他、大型ハリケーン「イルマ」による米国経済への悪影響が意識された。その為、米長期金利が年初来最低の水準に低下したことで円高が進行し、週を通して軟調な推移となった。日経平均は週ベースで416.65円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。9日の「建国記念日」に合わせた北朝鮮によるミサイル発射などの新たな挑発行為は今のところ確認できず、週明けは買い戻しが先行しそうだ。だ、地政学リスクはなんら後退しておらず、日本株を海外勢が積極的に買いにくることはあまり期待できない。また、円高の進行も気がかりで、今年度の想定為替レート108円31銭を割り込んだ状態が長引けば日本株にはマイナスとなる。買い戻しが一巡した後は再び上値が重くなりそう。日経平均の目先の上値目途は、200日移動平均線19,404円、日足基準線19,663円など。下値目途としては、週足基準線19,271円、心理的節目19,000円がサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線19,404円、日足基準線19,663円、75日移動平均線19,863円、日足雲下限19,944円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、週足基準線19,271円、心理的節目19,000円、週足雲上限18,524円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.31倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:19,100円~19,800円

更新日 2017年9月10日 株・個人投資家の喫茶店

2017年9月3日日曜日

2017年9月4日~9月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月1日
先週の日経平均は反発。ジャクソンホールは無風で通過となったが、火曜日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け外為市場は円高になり、日経平均は昨年11月以来初めて200日移動平均線を割り込む場面もあった。しかし、その後は新規の悪材料が追加されなかったことで買い戻しが優勢となり、週末かけ戻り基調となった。日経平均は週ベースで238.86円の上昇。

今週の株式市場は上値の重い展開か。先週200日移動平均線を割り込んだ後に自律反発局面に入ったが、買い戻しの域は出ていない。今後も米国政治の混迷、債務上限問題、北朝鮮を巡る地政学リスクが重しとなる構図に変化はないと見る。日経平均の上値目途は、商いが膨らんだ2万円前後。下値目途としては、200日移動平均線19,361円や週足基準線19,271円がサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,728円、75日移動平均線19,880円、日足雲下限19,884円、心理的節目20,000円、日足雲上限20,050円。下値サポートとしては、200日移動平均線19,361円、週足基準線19,271円、心理的節目19000円、週足雲上限18,524円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.57倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:19,300円~20,000円

更新日 2017年9月3日 株・個人投資家の喫茶店