2017年9月10日日曜日

2017年9月11日~9月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月8日
先週の日経平均は反発。北朝鮮が昨日過去最大規模の核実験を実施したことで、改めて地政学リスクが意識された他、大型ハリケーン「イルマ」による米国経済への悪影響が意識された。その為、米長期金利が年初来最低の水準に低下したことで円高が進行し、週を通して軟調な推移となった。日経平均は週ベースで416.65円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。9日の「建国記念日」に合わせた北朝鮮によるミサイル発射などの新たな挑発行為は今のところ確認できず、週明けは買い戻しが先行しそうだ。だ、地政学リスクはなんら後退しておらず、日本株を海外勢が積極的に買いにくることはあまり期待できない。また、円高の進行も気がかりで、今年度の想定為替レート108円31銭を割り込んだ状態が長引けば日本株にはマイナスとなる。買い戻しが一巡した後は再び上値が重くなりそう。日経平均の目先の上値目途は、200日移動平均線19,404円、日足基準線19,663円など。下値目途としては、週足基準線19,271円、心理的節目19,000円がサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線19,404円、日足基準線19,663円、75日移動平均線19,863円、日足雲下限19,944円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、週足基準線19,271円、心理的節目19,000円、週足雲上限18,524円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.31倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:19,100円~19,800円

更新日 2017年9月10日 株・個人投資家の喫茶店