2017年10月29日日曜日

2017年10月30日~11月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年10月27日
先週の日経平均は続伸。織り込み済みだったとは言え、衆院選で予想通り自公が圧勝したことで週明けから大きく上昇しての始まりとなった。その後も欧米株高や為替の円安基調継続を受け、10月2日から10月24日にかけて史上最長となる16連騰を記録した。日経平均は週ベースで550.81円の上昇。

今週の株式市場は高値揉み合いか。連騰記録の反動と業績期待の綱引き状態で上にも下にも動きは限定的だと思われる。もっとも上に節目がないため先物に仕掛け的な買いが入れば、値は上に飛びやすい状況には変わりない。上は心理的な節目の22,500円。調整した場合は日足転換線の21,623円や、20-23日の上昇で空けた窓埋めレベル21,500円などが意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,500円。下値サポートとしては、日足転換線21,623円、日足基準線21,115円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.86倍 予想PBR1.41倍 予想配当利回り1.52%

今週の予想レンジ:21,500円~22,500円

更新日 2017年10月29日 株・個人投資家の喫茶店

2017年10月22日日曜日

2017年10月23日~10月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年10月20日
先週の日経平均は続伸。米国株が連日で史上最高値を更新し、為替も円安基調が継続していることから、週を通して堅調な展開となった。日経平均は週ベースで302.46円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。衆院選は自公の圧勝が予想され、日銀総裁留任などによるアベノミクス再加速への期待が高まっている。予想通り与党の圧勝に終われば、株式市場はポジティブに受け止めれるだろう。ただ、衆院選での与党の圧勝はメディアの報道で既に織り込みが進んでおり、日経平均が歴史的な連騰記録中ということを考慮すれば、初期反応は買いでも、その後は一旦材料出尽くしとなる可能性もある。もっとも日本株は米国株に引っ張られている面も大きいので、外部環境に大きな変化がなければ調整も軽微で高値圏での揉み合いとなりそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円、心理的節目22,000円。下値サポートとしては、日足転換線21,083円、日足基準線20,645円、心理的節目20,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.54倍 予想PBR1.38倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2017年10月22日 株・個人投資家の喫茶店

2017年10月15日日曜日

2017年10月16日~10月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年10月13日
先週の日経平均は続伸。三連休明けは北朝鮮の労働党創建記念日に合わせた挑発行為がなかったことで、先物にショートカバーが入り三桁の上昇での始まりとなった。その後も米国主要三指数の史上最高値更新や、週末にはアベノミクス後の高値を抜けたことで先物にショートカバーや仕掛け的な買いも入り一段高となった。日経平均は週ベースで464.47円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。アベノミクス後の高値を抜けたことで上に節目らし節目はなく、上に値が飛びやすい状態となっている。ただ、急ピッチな上昇や21年ぶりの高値水準にきていることから、利益確定売りが出やすく、メインシナリオは高値圏での揉み合いを予想する。しかし、上に抵抗が少ないことから、投機筋のショート・スクイーズを狙った先物買いや、逆にカウンター・トレードで上下にボラが急激に高まることも注意しておきたい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円。下値サポートとしては、日足転換線20,787円、心理的節目20,500円、日足基準線20,225円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.34倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2017年10月15日 株・個人投資家の喫茶店

2017年10月8日日曜日

2017年10月10日~10月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年10月6日
先週の日経平均は続伸。米長期金利上昇に伴う円安基調の継続や、米国株主要三指数が連日で史上最高値を更新した流れを受け、週を通して堅調な展開となった。日経平均は週ベースで334.43円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。10日が北朝鮮の労働党創建記念日で挑発行為が懸念されるものの、マーケットも耐性がついているので、新たな展開がなければ影響は限定的だろう。米国株は連日で史上最高値を更新し、米国の長期金利も緩やかに上昇し、ドル高・円安基調が継続していることから、日本株にはこれ以上ない環境となっている。今週はアベノミクス後の高値20,952円が意識されるが、急ピッチな上昇で過熱感もあり、21,000円に近づくと次第に上値は重くなりそう。

日経平均の上値抵抗としては、2015年高値20,952円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足転換線20,467円、心理的節目20,000円、日足基準線19,980円、9月19日の窓埋め水準19,900円、日足雲上限19,799円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.14倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.58%

今週の予想レンジ:20,200円~20,900円

更新日 2017年10月8日 株・個人投資家の喫茶店

2017年10月1日日曜日

2017年10月2日~10月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月29日
先週の日経平均は揉み合い。週初はドイツ連邦議会(下院)選挙の結果を受け、1ドル112円ミドルまで円安に振れたことで買い先行での始まりとなった。その後はオシレーター指標の過熱感もあり一進一退の動きとなったが、下がったところでは日銀のETF買いが株価を支えた。日経平均は週ベースで59.83円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。急ピッチな上昇による相場の過熱感は否めないが、堅調な米国株と円安基調が継続していることから、高値圏での揉み合いが予想される。リスク要因としては、北朝鮮と自公圧勝の構図が揺らいできた衆院選の動向。目先のレジスタンスは心理的節目の20,500円、下は心理的節目の20,000円や9月19日の窓埋め水準である19,900円レベル。

日経平均の上値抵抗としては、年初来高値20,481円、心理的節目20,500円、2015年高値20,952円。下値サポートとしては、日足転換線20,301円、心理的節目20,000円、日足基準線19,860円、日足雲上限19,835円、日足雲下限19,676円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.04倍 予想PBR1.34倍 予想配当利回り1.58%

今週の予想レンジ:19,800円~20,700円

更新日 2017年10月1日 株・個人投資家の喫茶店