2017年11月26日日曜日

2017年11月27日~12月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年11月24日
先週の日経平均は反発。週明けは欧米株安や円高進行を嫌気し反落しての始まりとなったが、下がったとろでは日銀のETF買いが下値を支えた。週半ばには米国の主要三指数がそろって史上最高値を更新したことで、日本株も円高で上値は重かったが概ね堅調な推移となった。日経平均は週ベースで154.05円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。相場は先週から落ち着きを取り戻してきたが、同時に一時の勢いはなくなり、商いも減少傾向となっている。今週も基本的にこの流れが続きそうだが、米国の税制改正議論でポジティブな展開があれば、米金利上昇による円安が期待され、日本株も再び23,000円を試す展開もありそうだ。ただ、過熱感はなくなったと言っても高値圏にあるだけに、突発的な悪材料には敏感に反応するので、その点は注意が必要。テクニカル的には、日足基準線がサポートとして機能しており、ここを割れた場合は16日のザラ場安値21,972円が次の下値目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足基準線22,350円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.53倍 予想PBR1.38倍 予想配当利回り1.52%

今週の予想レンジ:21,750円~23,000円

更新日 2017年11月26日 株・個人投資家の喫茶店

2017年11月19日日曜日

2017年11月20日~11月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年11月17日
先週の日経平均は反落。週明けは米税制改革案を巡る不透明感から300円安で始まり、その後も不安定な動きが継続したが、週末には6営業日で900円ほど下げた反動から自律反発の動きとなった。日経平均は週ベースで284.62円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。堅調な世界経済と良好な企業業績から海外投資家を中心とした買いが続いているが、11月9日の乱高下を境に不安定な動きになっている。今週も利益確定売りが上値を抑える一方、11月17日時点での東証の空売り比率は42.4%と高水準を保っていることから、先物主導で上下に荒い動きとなる場面が増えそうだ。目先は上は日足転換線、下は先週下げ渋りを見せた日足基準線レベルの攻防。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線22,677円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足基準線22,149円、心理的節目21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.28倍 予想PBR1.37倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:21,700円~22,800円

更新日 2017年11月19日 株・個人投資家の喫茶店

2017年11月12日日曜日

2017年11月13日~11月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年11月10日
先週の日経平均は続伸。欧米株高を受け堅調な展開で始まり、火曜日には1996年6月26日に付けたバブル経済崩壊後の戻り高値22,666円を更新した。ただ、木曜日には1日の値幅が850円を超える乱高下をするなど高値波乱も見せた。日経平均は週ベースで142.3円の上昇。

今週の株式市場は、高値圏での揉み合いか。国内企業決算は決製造業を中心にほぼ出そろい、投資家の視点はミクロからマクロへ向かいそうだ。11月の上昇はヘッジファンドなどの短期筋が先物で押し上げた面が強く、先週木曜日の高値波乱につながったが、世界的な株高傾向は崩れておらず、メインシナリオは一服しながら次の材料待ちと言った週になりそうだ。ただ、一直線に上がってきただけに一旦崩れだすと1,000円幅の調整があっても不思議ではない。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足転換線22,611円、日足基準線21,987円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.73倍 予想PBR1.41倍 予想配当利回り1.52%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2017年11月12日 株・個人投資家の喫茶店

2017年11月5日日曜日

2017年11月6日~11月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年11月3日
先週の日経平均は続伸。週初に下がったところでは日銀のETF買いが下値を支え、良好な企業業績と海外株高・円安と引き続き良好な外部環境を受け買い優勢に推移した。日経平均は週ベースで530.67円の上昇。

今週の株式市場は高値揉み合いか。国内企業の決算発表も上方修正が多く、良好な外部環境と合わせ1996年6月26日に付けたバブル経済崩壊後の戻り高値22,666円を超えてくる可能性が高い。売り方も損失覚悟の買い戻しに走っている状況で、オーバーシュート気味に上がる場面もありそうだが、オシレーター指標の過熱感が上値を重くしそうだ。リスク要因としては、トランプ大統領のアジア歴訪に合わせた北朝鮮の挑発行為など。

日経平均の上値抵抗としては、バブル経済崩壊後の戻り高値22,666円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足転換線22,077円、日足基準線21,335円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.82倍 予想PBR1.41倍 予想配当利回り1.51%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2017年11月5日 株・個人投資家の喫茶店