2018年12月23日日曜日

2018年12月25日~12月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年12月21日
先週の日経平均は続落。FOMは大方の予想通り利上げが実施され、2019年の利上げ予想回数に関しては3回から2回へ引き下げとなったが、市場が想定していたよりもハト派的ではなかったことで、米国株が売られ日本株も連れ安となった。また、新規上場のソフトバンクが公募割れとなったことで、個人投資家のセンチメントが悪化し、週後半は連日で年初来安値を更新した。日経平均は週ベースで1,208.64円の下落。

今週の株式市場は反発か。米国株次第だが、連休明けは20,000円の攻防からとなりそうだ。ただ、直近売られ過ぎた反動や、個人の節税売りが終わる年内受け渡し最終取引日を過ぎると需給は改善に向かうことから、週後半は持ち直しが期待できる。最も諸問題多く掉尾の一振は地味なものにとどまりそう。リスク要因としては、大人しい動きを続けてきた為替が大きく円高に振れること。

上は月足基準線20,279円、日足転換線20,939円、日足基準線21,352円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は心理的節目の20,000円、心理的節目の19,500円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER12.56倍 予想PBR1.11倍 予想配当利回り2.10%

今週の予想レンジ:19,500円~21,000円

更新日 2018年12月23日 株・個人投資家の喫茶店

2018年12月16日日曜日

2018年12月17日~12月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年12月14日
先週の日経平均は続落。週明けはナバロ大統領補佐官が米中が設定した90日の期限内に通商協議で合意出来なかった場合、中国製品への関税を引き上げると述べたことで反落してのスタートとなった。その後、カナダの裁判所が中国の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の保釈を認めたことや、米中通商協議が進展しているとの期待感から買い戻しが優勢となる場面もあったが、上値は重かった。日経平均は週ベースで303.85円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。世界的な景気減速懸念や米中貿易問題を巡る先行き不透明感が引き続き相場の重しとなろう。新規上場するソフトバンクの動向も個人投資家のセンチメントに大きく影響するので注目される。クリスマス休暇入りする海外投資家も多くなってくるので、薄商い中先物主導で乱高下する場面はあってもトレンドは出づらく、揉み合いを予想する。

上は週足雲下限21,684円、日足基準線21,880円、日足雲下限22,212円、200日移動平均線22,297円、週足基準線22,710円、日足雲上限22,710円がレジスタンス。下は心理的節目の21,000円、10月26日安値20,917円、3月26日年初来安値20,347円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.43倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り1.93%

今週の予想レンジ:20,750円~22,000円

更新日 2018年12月16日 株・個人投資家の喫茶店

2018年12月9日日曜日

2018年12月10日~12月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年12月7日
先週の日経平均は反落。米中首脳会談は、事前予想通り中国製品への追加関税引き上げを90日間猶予する穏当な結果となった。これを受け週明けは日米とも買い戻しが優勢となった。ただ、その後に米債の逆イールド発生、トランプ大統領のタリフ・マン発言、ファーウェイ幹部の逮捕が嫌気され、先週の上昇をほぼ吐き出す形となった。日経平均は週ベースで672.38円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。米中通商問題は一旦休戦かと思った矢先、ファーウェイ幹部の逮捕が明らかになり、米中対立の長期化懸念は今週もマーケットの重しとなろう。英国のEU離脱に関しては、離脱案が英議会で否決された場合、マーケットは多少荒れそうだが、EU側が離脱を延期する可能性もあり影響は限定的か。上は戻っても22,500円ぐらいで、下は10月26日安値20,917円がサポート。

上は日足基準線21,971円、日足雲下限22,266円、200日移動平均線22,309円、週足基準線22,710円、日足雲上限22710円がレジスタンス。下は週足雲下限21,684円、10月26日安値20,917円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.67倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.88%

今週の予想レンジ:21,000円~22,500円

更新日 2018年12月9日 株・個人投資家の喫茶店

2018年12月2日日曜日

2018年12月3日~12月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年11月30日
先週の日経平均は反発。週明けは為替の円安基調や2025年の万博の開催地が大阪に決定したことを受け、続伸しての始まりとなった。その後は、米中首脳会談への期待感と警戒感の綱引きとなったが、期待感の方が勝りショートカバーを巻き込みながら6日続伸となった。日経平均は週ベースで704.51円の上昇。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開か。現時点で米中首脳会談の詳細が明らかになっていなので何とも言えないが、追加関税猶予だけなら既に相場に織り込まれている可能性が高い。目先は先週末に回復した200日移動平均線をサポートにできるのか、レジスタンスになってしまうのかに注目。累積出来高の多い水準に差し掛かっているので上に行くにはボリュームの増加が必要。

上は日足雲下限22,454円、週足基準線22,710円、日足雲下限22,826円、心理的節目23,000円がレジスタンス。下は200日移動平均22,300円、日足基準線21,777円、週足雲下限21,684円、10月26日安値20,917円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.08倍 予想PBR1.23倍 予想配当利回り1.82%

今週の予想レンジ:21,500円~23,000円

更新日 2018年12月2日 株・個人投資家の喫茶店

2018年11月25日日曜日

2018年11月26日~11月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年11月22日
先週の日経平均は小幅に続落。米中首脳会談への期待感と警戒感の綱引きで方向感のない展開となった。ただ、米国株が軟調な推移だった割には、日本株にはショートカバーが断続的に入り、比較的底堅い展開だった。日経平均は週ベースで33.79円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開か。週前半は引き続き米中首脳会談への期待感と警戒感の綱引きが継続。ただ、中国側が譲歩を示していることもあり、週後半は期待感からの買い戻しが優勢となりそうだ。下は21,000円、上は日足基準線や200日移動平均線が位置する22,000円前後の攻防。

上は日足基準線21,965円、200日移動平均22,326円、心理的節目23,000円、日足雲下限23,149円がレジスタンス。下は心理的節目21,500円、心理的節目21,000円、10月26日安値20,917円、などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.71倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.88%

今週の予想レンジ:21,000円~22,250円

更新日 2018年11月25日 株・個人投資家の喫茶店

2018年11月18日日曜日

2018年11月19日~11月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年11月16日
先週の日経平均は反落。週明けはドル円が114円まで弱含んだことを受け買いが先行したが上値は重かった。火曜日には新型iPhoneの販売不振懸念からアップルが大幅に下げたことを受け、日経平均は400円を超える下落となった。その後は、米中通商協議の進展期待から買われる場面もあったが、週後半は様子見ムードが強まった。日経平均は週ベースで569.91円の下落。

今週の株式市場は、揉み合いか。今月末に予定されている米中首脳会談で通商問題が打開に向かうのか、再び物別れに終わるのか、ここを見定めるまでは積極的な売買は見送られそう。目先は日足基準線の攻防だが、200日移動平均線がレジスタンスになりつつある。

上は日足基準線21,965円、200日移動平均22,326円、心理的節目23,000円、日足雲下限23,149円がレジスタンス。下は心理的節目21,500円、心理的節目21,000円、10月26日安値20,917円、などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.70倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.88%

今週の予想レンジ:21,000円~22,500円

更新日 2018年11月18日 株・個人投資家の喫茶店

2018年11月11日日曜日

2018年11月12日~11月16日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年11月9日
先週の日経平均は小幅に続伸。週明けはクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が早期の米中の貿易合意に否定的な見方を示したことで300円を超える下落となった。注目の米中間選挙は、上院は共和党、下院は民主党が制するほぼ予想通りの結果となったことを受け、買い戻しが優勢となったが、日本株の戻りは鈍かった。日経平均は週ベースで6.59円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。重要イベントを通過し、再び景気や企業業績などファンダメンタルズに目が向くことになる。PERから見た割安感が株価を支えそうだが、中間選挙を通過してもトランプ大統領の対外強硬姿勢は変わらないでしょうし、日本株は22,500円前後は累積出来高が多く、通商協議でポジティブな進展がないと上に抜けていくのは難しそう。

上は200日移動平均22,374円、心理的節目23,000円、日足基準線22,609円、日足雲下限23,149円がレジスタンス。下は心理的節目22,000円、心理的節目21,500円、10月26日安値20,917円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.06倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り1.82%

今週の予想レンジ:21,750円~22,750円

更新日 2018年11月11日 株・個人投資家の喫茶店

2018年11月4日日曜日

2018年11月5日~11月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年11月2日
先週の日経平均は大幅に反発。トランプ大統領が中国との貿易協定締結への自信を示したことで、米中貿易摩擦懸念が後退し買いが優勢となった。日経平均は週ベースで1,059.06円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。週前半は米国の中間選挙を睨み神経質な展開となりそうだが、結果がどうであれ通過すれば一旦買い戻しが優勢となりそうだ。米中の貿易摩擦は後退したが、日米の通商協議は継続中で自動車関税や為替条項など警戒は怠れない。

上は200日移動平均22,415円、日足基準線22,710円、日足雲下限22,970円、日足雲上限23,218円がレジスタンス。下は心理的節目22,000円、心理的節目21,500円、10月26日安値20,917円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.13倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り1.83%

今週の予想レンジ:21,500円~23,000円

更新日 2018年11月4日 株・個人投資家の喫茶店

2018年10月28日日曜日

2018年10月29日~11月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年10月26日
先週の日経平均は続落。週明けは反発して始まったものの、米中貿易摩擦の長期化、イタリアの財政懸念、米国とサウジとの関係悪化など懸念材料が多く買いは続かなかった。来期の景気減速懸念から買いが見送られる中、先物主導で火曜日には600円、木曜日には800円を超える急落となった。日経平均は週ベースで1347.48円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。10月2日の年初来高値2,448.07円からの下落幅は3,000円を超えオシレーター指標は売られ過ぎを示唆していることから、自律反発のタイミングには来ている。ただ、決算発表に対する厳しい反応もあり、投資家は新規の買いには慎重になっている。投げ売りもまだ中途半端な段階であることから、本格化する国内企業決算の発表を前に自律反発はあっても基本上値の重い展開が続きそうだ。

上は週足雲下限21,684円、週足雲上限21,848円、心理的節目22,000円、200日移動平均22,467円、日足基準線22,710円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、3月26日の年初来安値20,347円、月足基準線20,279円、心理的節目20,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.62倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.91%

今週の予想レンジ:20,250円~22,250円

更新日 2018年10月28日 株・個人投資家の喫茶店

2018年10月21日日曜日

2018年10月22日~10月26日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年10月19日
先週の日経平均は続落。週明けはムニューシン米財務長官が日本にも為替条項を求める意向を示したことや、2019年10月の消費増税を予定通り実施する方針と伝わったことが投資家心理を冷やし、400円を超える下落となった。その後は自律反発の動きを見せたが節目の23,000円は越えられず、週末は再び弱含む展開となった。日経平均は週ベースで162.58円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。米長期金利の高止まり、米中貿易摩擦の長期化、サウジアラビアと米国との関係悪化など手控え材料が多く、自律反発があっても限定的か。悪材料の方には敏感に反応しやすくなっているので、先物主導で上下に荒い動きになる場面もあるだろう。目先は日米とも200日移動平均の攻防。

上は心理的節目23,000円、日足基準線23,330円、心理的節目23,500円がレジスタンス。下は日足雲上限22,522円、200日移動平均22,500円、日足雲下限22,247円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.39倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.79%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年10月21日 株・個人投資家の喫茶店

2018年10月14日日曜日

2018年10月15日~10月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年10月12日
先週の日経平均は続落。週明けは上海株の急落や、国内が連休中にドル円が113円前半まで円高に振れたことで売り先行での始まりとなった。木曜日には米長期金利の上昇、米中貿易摩擦の長期化、IMFによる世界経済見通しを引き下げなどを受け、米国株が急落し、日経平均も一時1,000円を超える急落となった。日経平均は週ベースで1089.06円の下落

今週の株式市場は、自律反発もボラタイルな展開が継続か。先週の急落で9月7日をボトムとした上昇相場をほぼ帳消しにした。日米とも200日移動平均線で下げ渋る動きを見せており、ここをサポートに出来るかが焦点となる。ファンダメンタルズは悪くないが、ボラティリティーが落ち着くまでは腰の入った買いは見送られそう。

上は心理的節目の23,000円、日足基準線23,310円、心理的節目の23,500円がレジスタンス。下は日足雲上限22,573円、200日移動平均線22,507円、日足雲下限22,247円、心理的節目の22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.45倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.77%

今週の予想レンジ:22,250円~23,250円

更新日 2018年10月14日 株・個人投資家の喫茶店

2018年10月7日日曜日

2018年10月9日~10月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年10月5日
先週の日経平均は反落。。週明けは米国とカナダが北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し交渉で合意したことを受け年初来高値を更新したが、次第に上値が重くなりスピード調整の売りに押された。日経平均は週ベースで336.32円の下落。

今週の株式市場は、弱含みの展開か。米10年債利回りが7年ぶりの高水準に達したことで米国株が不安定な動きになっており、日本株も短期間で急騰した反動の売りが続きそう。ただ、日米とも足元の企業業績は好調で日足基準線がサポートとして意識される。

上は年初来高値24,448円、心理的節目24,500円。下は日足基準線23,310円、心理的節目23,000円、日足雲上限22,479円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.20倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:23,250円~24,250円

更新日 2018年10月7日 株・個人投資家の喫茶店

2018年9月30日日曜日

2018年10月1日~10月5日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年9月28日
先週の日経平均は3週続けての上昇。急ピッチな上昇から利益確定売りに押される場面もあったが、底堅い米国株や円安進行を好感し堅調な展開が継続した。日経平均は週ベースで250.11円の上昇。

今週の株式市場は、スピード調整をこなしながら堅調な展開が続きそう。騰落レシオの130超えなどテクニカル的な過熱感は否めないが、堅調な米国経済や円安進行を追い風に買いが継続しそうだ。上にシコリがないので先物への仕掛け的な買いで値が飛びやすい状況となっている。

上は年初来高値24,286円、心理的節目の24,500円。下は日足転換線23,625円、日足基準線23,224円、心理的節目の23,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.45倍 予想PBR1.37倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:23,500円~24,500円

更新日 2018年9月30日 株・個人投資家の喫茶店

2018年9月23日日曜日

2018年9月25日~9月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年9月21日
先週の日経平均は続伸。トランプ政権が中国からの輸入品2000億ドル相当への関税引き上げを実行すると発表し、年内は10%で来年から25%の関税となった。ただ、想定していたよりも緩やかで今後交渉の余地もあるこから、経済への影響は限定的なものにとどまるとの楽観的な見方が広がり、日米とも堅調な推移となった。日経平均は週ベースで775.26円の上昇。

今週の株式市場は堅調な展開か。上昇ピッチの早さから利益確定売りに押される場面もあろうが、通商問題での過度な警戒が後退したことで米国株が史上最高値を更新し、為替も円安基調が継続していることから、3週続伸となりそうだ。リスク要因としては、日米通商協議(FFR)での米国側の強硬姿勢。

上は心理的節目24,000円、年初来高値24,129円。下は日足転換線23,110円、日足基準線22,921円、日足雲上限22,336円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.33倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:23,000円~24,000円

更新日 2018年9月23日 株・個人投資家の喫茶店

2018年9月16日日曜日

2018年9月17日~9月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年9月14日
先週の日経平均は反発。週明けは売り込まれた反動から反発して始まり、その後は米中貿易摩擦の後退、トルコリラの反発、為替の円安基調、メジャーSQを巡りショート・ストラドルのポジションを持つヘッジファンドなどの買いが先物に入り指数を押し上げた。日経平均は週ベースで787.61円の上昇。

今週の株式市場は続伸か。目先の懸念材料が後退したことで今週も買い戻しが継続しそうだ。先週の上げたかは良くはなかったものの、23,000円を抜けたこと買い戻しや買い仕掛けも入り易くなる。ただ、米中や日米の通商協議で悪材料が出ると状況は一変する可能性があるので注意を要する。

上は2月5日の窓埋め23,122円、心理的節目の23,500円、心理的節目24,000円。下は日足転換線22,639円、日足基準線22,478円、日足雲上限22,371円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.74倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.73%

今週の予想レンジ:22,500円~23,500円

更新日 2018年9月16日 株・個人投資家の喫茶店

2018年9月9日日曜日

2018年9月10日~9月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年9月7日
先週の日経平均は反落。週明けは米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)が合意に至らず、米国株が売られた流れを受け売りが先行した。その後も米国とカナダとの貿易協定の再交渉の動向や対中関税の行方など、米国の強硬な通商政策への警戒感から弱含みで推移し、週末にはトランプ大統領が日本を名指しして貿易問題に言及したことで一段安となった。日経平均は週ベースで558.09円の下落。

今週の株式市場は波乱含みの展開か。先週6日続落した反動から反発する場面もありそうだが、先週末にウォール・ストリート・ジャーナル紙が「トランプ大統領が日本に貿易赤字の削減を迫る姿勢を示した」と伝えたことで、米中の貿易問題に加え、日米の貿易問題が顕在化してきたことで上値は抑制されそうだ。チャートは主な移動平均線が収束していることで、近々上下どちらかに大きく動く可能性を示唆。

上は日足雲上限22,384円、日足基準線22,441円、200日移動平均線22,442円、心理的節目23,000円、月5日の窓埋め23,122円。下は日足雲下限22,237円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.37倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.76%

今週の予想レンジ:21,750円~23,000円

更新日 2018年9月9日 株・個人投資家の喫茶店

2018年9月2日日曜日

2018年9月3日~9月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年8月31日
先週の日経平均は続伸。週明けは米国株式市場でS&P500とナスダック指数が史上最高値を更新した流れを受け197円高での始まりとなった。その後もS&P500とナスダック指数は4日連日で史上最高値を更新したものの、日経平均は心理的節目の23,000円を抜けきることは出来ず膠着感を強めた。日経平均は週ベースで263.38円の上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。トランプ政権が2000億ドル(約22兆2200億円)の中国製品に対する追加関税を発動する可能性が高まっていることから、不安定な動きになりそうだ。もし決定されば輸入の少ない中国は同規模の報復関税は物理的に不可能であることから、どのような対抗策を出してくるか注目される。結果次第でリスクオフとなり、世界的な株売りとなる可能性もある。ただ、中国を叩くほど米国株は上昇している事実もあるので、影響は一時的なものにとどまることも考えられ、決め打ちは難しい。

上は心理的節目23,000円、2月5日の窓埋め23,122円。下は日足基準線22,441円、日足雲上限22,425円、日足雲下限22,256円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.79倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.71%

今週の予想レンジ:22,000円~23,250円

更新日 2018年9月2日 株・個人投資家の喫茶店

2018年8月26日日曜日

2018年8月27日~8月31日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年8月24日
先週の日経平均は反発。好悪入り交じる材料のなか、一時1ドル109円台まで進んだ円高が週後半111円台まで円安方向に戻ったことで、薄商いなか先物に連動した買いが日経平均を押し上げた。日経平均は週ベースで331.39円の上昇。

今週の株式市場は続伸か。米中貿易摩擦と日本への飛び火が引き続き上値を抑制しそうだが、堅調な米国景気と為替の安定が株価を支える。主な移動平均線を先週末に上抜けたことで節目の23,000円にトライする場面もありそうだ。

上は心理的節目23,000円、2月5日の窓埋め23,122円。下は日足基準線22,360円、日足雲上限22,276円、日足雲下限22,256円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.58倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.74%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年8月26日 株・個人投資家の喫茶店

2018年8月19日日曜日

2018年8月20日~8月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年8月17日
先週の日経平均は続落。週明けは米国とトルコの関係悪化を背景としたトルコリアの下落が止まらず、440円安と大きく続落しての始まりとなった。翌日はトルコリラ安が一服したことを受け、一転498円高の大幅反発となったが、日本株にはショート・カバー以上の買いは入らず、その後は週末まで方向感のない展開となった。日経平均は週ベースで27.7円の下落。

今週の株式市場は、反発も上値の重い展開か。米中の通商交渉再開は好材料だが、それほど簡単に事態が終息するとも思えず、次回に持ち越しとなった日米の通商交渉も予断を許さない状況であることから上値は抑制されそうだ。200日線割れの状態が続いているので、ここは早々に回復しておきたいところ。

上は200日移動平均線22,397円、日足基準線22,400円、心理的節目23,000円、2月5日の窓埋め23,122円などがレジスタンス。下は日足雲上限22,256円、日足雲下限22,065円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.47倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.76%

今週の予想レンジ:21,750円~22,750円

更新日 2018年8月19日 株・個人投資家の喫茶店

2018年8月12日日曜日

2018年8月13日~8月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年8月10日
先週の日経平均は続落。日米新通商協議(FFR)を控え薄商いのなか方向感のない展開が続き、週末になるとトルコリラの急落からリスクオフムードが強まった。FFRでの協議は平行線のまま終わり、最終的な日本の扱いは次回以降に持ち越しとなった。日経平均は週ベースで227.1円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。FFR初会合での合意は得られず結論は先送りとなったことで、週初はヘッジの買い戻しが期待できる。ただ、米中貿易摩擦の激化、トルコ・リラの急落に伴う欧州金融機関への懸念など、不安材料は多く上値が追いづらい状況には変わりない。お盆休みで参加者が減り薄商いが見込まれることから、先物主導で上下に大きく振らされる場面もありそうだ。目先は日足基準線と薄い雲を維持できるかどうか。

上は心理的節目23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などがレジスタンス。下は日足雲上限22,256円、日足基準線22,206円、日足雲下限22,123円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.67倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.72%

今週の予想レンジ:21,750円~22,750円

更新日 2018年8月12日 株・個人投資家の喫茶店

2018年8月5日日曜日

2018年8月6日~8月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年8月3日
先週の日経平均は反落。週明けはインテルの急落が日本市場にも波及し売り先行でのはじまりとなった。火曜日には日銀決定会合の結果が発表された。株式市場が注目していたETFの修正は年間約6兆円の購入額は維持する一方、TOPIX連動の比率を拡大するという、ほぼ事前にリークされていた通りの内容だったので波乱はなかった。その後は、米中の通商問題を巡り上値の重い展開が続いた。日経平均は週ベースで187.57円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。概ね良好な決算発表が下値を支えるが、米中の貿易摩擦の再燃や、9~10日にワシントンで開かれる日米新通商協議(FFR)を控え上値は追いづらい。自動車への高関税など日本へ厳しい要求を突きつけてくる可能性もあり注意が必要だ。

上は心理的節目23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足雲上限22,447円、日足雲下限22,398円、日足基準線22,206円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.03倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年8月5日 株・個人投資家の喫茶店

2018年7月29日日曜日

2018年7月30日~8月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年7月27日
先週の日経平均は続伸。週明けはトランプ大統領のドル高批判や、CNBCとのインタビューで年5000億ドル強の中国からの輸入品すべてに関税を課す準備をしていると発言したことで、米中貿易摩擦への警戒感から300円安でのスタートとなった。週半ばには米国と欧州連合(EU)の首脳会談が穏当な結果となったことで買い戻しが優勢となったが、円の高止まりや日銀によるETFの購入方法を巡る思惑から上値は重かった。日経平均は週ベースで14.87円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。概ね良好な決算発表に支えられ底堅い展開が予想されるが、為替市場での円の強含みが上値抑制要因となりそうだ。30-31日に日銀金融政策決定会合が開催される。周知の通り上場投資信託(ETF)で日経平均型の買い入れを減らしTOPIX型を増やすとの情報がリークされている。この点についてはマーケットは既に織り込みが進んでいるが、購入方法の変更が見送られたり、織り込んだものと違う内容だったときは波乱となる可能性もある。

上は心理的節目23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足雲上限22,540円、日足雲下限22,284円、日足基準線22,206円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.31倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年7月29日 株・個人投資家の喫茶店

2018年7月22日日曜日

2018年7月23日~7月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年7月20日
先週の日経平均は続伸。週初は為替の円安基調や米中貿易摩擦を材料に先物を売っていた向きの買い戻しが継続し、節目の23,000円にあと50円まで迫る場面もあった。しかし、商いは盛り上がらず、週後半は中国人民銀行が、人民元の売買の基準値を対米ドルで1ドル=6.7671元と1年ぶりの安値水準に設定したことで米中貿易摩擦への懸念が再燃し、伸び悩む展開となった。日経平均は週ベースで100.53円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。国内でも決算発表が本格化してくる。想定レートを1ドル=105円とする企業が多いことから、概ね堅調な決算が期待できるが、週末にトランプ大統領が中国と欧州連合(EU)は通貨を操作してきたとツイートしたことでドル安が進み、週初はこの影響を少なからず受けることになる。矛先が日本の金融政策や自動車に向けられる可能性もあり、今後のリスク要因として注意しておく必要がある。トランプリスクで節目の23,000円から上は買いづらい展開が続きそうだ。

上は心理的節目23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足雲上限22,587円、日足基準線22,206円、日足雲下限22,053円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.05倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年7月22日 株・個人投資家の喫茶店

2018年7月15日日曜日

2018年7月17日~7月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年7月13日
先週の日経平均は反発。週明けは米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことや、米中の追加関税を受けても欧米市場が落ち着いた動きだったことから、続伸での始まりとなった。週半ばにトランプ政権が追加で2000億ドル(約22兆2000億円)規模の中国製品に10%の関税を適用する方針を明らかにしたことで売り直される場面もあったが、中国による対抗措置など新たな悪材料が出なかったことで週末は再び買いが優勢となった。日経平均は週ベースで809.21円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開か。米中貿易問題で新たな悪材料がなければ米国では株高と金利上昇が進んでいることから、為替の円安基調が追い風となり底堅い展開が予想される。リスク要因としては、中国の報復関税、トランプ政権が日本の自動車などに矛先を向けること。貿易問題は要人の発言一つで大きく振れるので注意は必要だ。

上は心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足雲上限22,448円、日足基準線22,237円、心理的節目22,000円、日足雲下限21,698円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.93倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.71%

今週の予想レンジ:21,750円~23,000円

更新日 2018年7月15日 株・個人投資家の喫茶店

2018年7月8日日曜日

2018年7月9日~7月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年7月6日
先週の日経平均は続落。週明けの日銀短観は景況感が5年半ぶりに2四半期連続で悪化したが、設備投資は堅調で大企業・製造業の想定為替レートも1ドル107.26円と、現行レートよりなかり円高に設定されたため好感される場面もあった。しかし、上海株の下落に連動し500円近い急落となった。火曜日からは米中の関税発動期限を前に様子見ムードが強まったが、週末に追加関税が予定通り発動されると、一旦買い戻す動きが優勢となった。日経平均は週ベースで516.37円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。米中の追加関税は予定通り発動されたが、初期反応は買い戻しとなった。ただ、実体経済への影響はこれからであり、今後米中の報復関税の応酬がエスカレートして行く可能性もあるので悪材料出尽くしとは言えず、警戒感は引きずったままとなる。上は心理的節目22,000円、日足基準線22,237円、日足雲上限22,486円などが目先のレジスタンス。下は日足雲下限21,699円、心理的節目21,500円、週足雲下限21,088円、心理的節目21,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.60倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.74%

今週の予想レンジ:21,250円~22,250円

更新日 2018年7月8日 株・個人投資家の喫茶店

2018年7月1日日曜日

2018年7月2日~7月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年6月29日
先週の日経平均は続落。6営業日連続の日銀によるETF買いが下値を支えたが、トランプ政権の通商政策を巡る先行き不透明感から軟調な展開となった。日経平均は週ベースで212.32円の下落。

今週の株式市場は、波乱含みの展開か。7月6日の米中の関税発動が近づいており、要人の発言で上下に振れ幅が大きくなりそうだ。ポジティブなニュースがもたらされる可能性もあるが、本格的な貿易戦争に突入した場合の弊害はまだ株価には十分織り込まれておらず、状況がはっきりするまでは買い手控え要因となろう。上は日足基準線22,471円、日足雲上限22,547円、心理的節目23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は心理的節目22,000円、日足雲下限21,699円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.94倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.68%

今週の予想レンジ:21,750円~22,750円

更新日 2018年7月1日 株・個人投資家の喫茶店

2018年6月24日日曜日

2018年6月25日~6月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年6月22日
先週の日経平均は反落。米国が中国に追加関税を課すると発表すると中国も報復措置を打ち出し、米中の貿易摩擦の激化が世界経済を冷やすとの懸念が広がった。ただ、ナスダック指数は史上最高値を更新し、日本は下がったところでは日銀のETF買いが下値を支え、為替も比較的安定していたことから、マイルドな下げにとどまった。日経平均は週ベースで334.92円の下落。

今週の株式市場は反発か。米国と中国の通商問題が上値を抑制するのは避けられないが、関税発動期限まではまだ時間があるので、米中とも落とし所を探り、ポジティブなニュースが出れば買い戻しが入りそうだ。国内では株主総会がピークを迎え、株主還元策などに注目が集まる。

上は日足雲上限22,589円、心理的節目23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足基準線22,491円、心理的節目22,000円、日足雲下限21,650円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.06倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年6月24日 株・個人投資家の喫茶店

2018年6月17日日曜日

2018年6月18日~6月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年6月15日
先週の日経平均は続伸。米朝首脳会談は、あまり中身はなかったが想定内の内容で相場への影響は限定的だった。中銀イベントに関しては、FOMCはタカ派的、ECB理事会はハト派的な内容となり、市場予想と若干乖離は出てたものの、株式市場のボラは限定的なものにとどまった。大きな波乱もなかったが、米中貿易摩擦の懸念などを背景に上値は抑制された。日経平均は週ベースで157.25円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開か。重要イベントを通過したことで純粋にファンダメンタルズに目が向きそうだ。為替が安定していれば好調な米国経済を背景に強含みで推移する週になりそうだが、米国の通商政策リスクが上値を抑制しそうだ。米国は中間選挙を控えトランプ氏の日本に対する風当たりが徐々に強まる可能性もリスク要因。上は心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足基準線22,491円、日足雲上限22,214円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER15.42倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.62%

今週の予想レンジ:22,250円~23,250円

更新日 2018年6月17日 株・個人投資家の喫茶店

2018年6月10日日曜日

2018年6月11日~6月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年6月8日
先週の日経平均は反発。週明けはイタリアやスペインの政局不安が落ち着き欧州株が全面高となったことや、5月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が22万3000人増と、市場予想の19万人増を上回ったことを受け、日経平均も300円を超える上昇となった。週末にかけては重要イベントを控え利益確定売りも出たが、週を通して堅調な展開が続いた。日経平均は週ベースで523.15円の上昇。

今週の株式市場は、上値を試す展開か。内外で金融政策会合、外交面では米朝首脳会談が開かれる。どちらも波乱はないと思われるので、イベント通過で買い材料になる可能性の方が高い。ただ、その辺はマーケットも事前に織り込んでいそうなので、中立からやや強めに推移すると予想。上は心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足基準線22,491円、心理的節目22,000円、日足雲上限21,994円、日足雲上限21,457円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.35倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:22,250円~23,250円

更新日 2018年6月10日 株・個人投資家の喫茶店

2018年6月3日日曜日

2018年6月4日~6月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年6月1日
先週の日経平均は反落。イタリアやスペインの政局不安を背景に欧州株が売られたことや、トランプ政権が関税の適用を一時的に猶予してきたEU、カナダ、メキシコに対して6月1日から鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を上乗せすると発表したことを受け、米国の保護貿易主義が世界景気を冷やすとの観測から日本株も軟調な推移となった。日経平均は週ベースで279.44円の下落。

今週の株式市場は、波乱含みの展開か。週末の米雇用統計が市場予想を上回り米国株が反発した流れを受け、週明けは買いが先行しそうだ。ただ、イタリアの政局不安、米国の保護貿易主義の高まり、米朝首脳会談の行方などリスク要因も多く、不安定な動きが今週も継続する可能性が高い。上は日足基準線22,491円、心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は心理的節目22,000円、日足雲上限21,665円、日足雲上限21,424円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.08倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:21,800円~22,800円

更新日 2018年6月3日 株・個人投資家の喫茶店

2018年5月27日日曜日

2018年5月28日~6月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年5月25日
先週の日経平均は反落。週明けは米中貿易戦争への懸念が後退したことを受け、節目の23,000円を回復したがショートカバーも思ったより入らず上値の重い展開となった。その後は、米国の保護貿易主義への懸念やトランプ米統領が米朝首脳会談を中止すると表明したことを受け売りが優勢となった。日経平均は週ベースで479.57円の上昇。

今週の株式市場は、強含みの展開か。FOMC議事録でインフレ率が目標から上振れても利上げを急がない方針が示されたことで、米長期金利が3%を割り込んだのは新興国経済や米国株にもポジティブな要因となる。二転三転する米朝首脳会談の行方は、最早それほど株価に影響は与えないだろう。それより日本株には米国の保護貿易主義の高まりのほうが上値抑制要因として残る。上は心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足基準線22,411円、心理的節目22,000円、日足雲上限21,902円、日足雲上限21,428円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.28倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年5月27日 株・個人投資家の喫茶店

2018年5月20日日曜日

2018年5月21日~5月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年5月18日
先週の日経平均は続伸。米長期金利上昇を背景とした円安基調が継続し、それでいて米国株が大きく崩れないことから堅調な推移となったが、節目の23,000円近づくと利益確定売りに頭を押さえられた。日経平均は週ベースで171.88円の上昇。

今週の株式市場は、堅調な展開か。米長期金利上昇による米国株の割高感や新興国からの資金流失はマイナス材料だが、日本株は円安基調が引き続き支えとなろう。北朝鮮を巡る情勢が再び不透明感を増しているなか、22日の米韓首脳会談に注目が集まる。先週、北朝鮮が中止を示唆した6月の米朝首脳会談への期待が再び高まれば、リスク選好による円安・株高が期待できる。上は心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円、心理的節目23,500円などが目先のレジスタンス。下は心理的節目22,500円、日足基準線22,248円、日足雲上限22,088円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.69倍 予想PBR1.38倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:22,250円~23,250円

更新日 2018年5月20日 株・個人投資家の喫茶店

2018年5月13日日曜日

2018年5月14日~5月18日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年5月11日
先週の日経平均は続伸。トランプ大統領が欧米など6カ国とイランが結んだ核合意から離脱すると表明したことで不安定な動きとなる場面もあったが、米国株は原油高やウォーレン・バフェット氏のアップル株を大幅に買い増し報道などから週を通して堅調に推移した。これを受け日本株も週末にかけ節目の22,500円を抜けたことで先物に仕掛け的な買いが入り、ショート・カバーを巻き込みながらの上昇となった。日経平均は週ベースで285.7円の上昇。

今週の株式市場は、強含みの展開か。米国株が物価の安定とFRBの緩やかな利上げに支えられ堅調な動きとなっており、日本株もそれに準じた動きが期待できよう。為替が円安基調を保ちながら安定していることはプラス材料だが、ここから一段の円安進行はあまり期待できず、上昇ピッチは徐々に鈍くなると思われる。上は心理的節目の23,000円や2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円が目先のレジスタンス。下は日足雲上限22,238円、心理的節目の22,000円、日足基準線21,912円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.49倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:22,000円~23,250円

更新日 2018年5月13日 株・個人投資家の喫茶店

2018年5月6日日曜日

2018年5月7日~5月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年5月2日
先週の日経平均は小幅に続伸。連休の谷間で2営業日しかなく積極的にリスクを取る投資家は少なく、ポジション調整の売買に終始した。日経平均は週ベースで4.91円の上昇。

今週の株式市場は、強含みの展開か。引き続きオシレーターには過熱感が見られるものの、日米金利差拡大による円安基調の継続や、金利上昇でも大きく崩れない米国株を背景に底堅い展開が見込まれる。ただ、一段の円安は日米の貿易摩擦を助長する恐れがあり、持続性には疑問がある。上は心理的節目の22,500円や23,000円、下は日足雲上限22,238円が目先のサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,500円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足雲上限22,238円、日足基準線21,672円、日足雲下限21,269円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.11倍 予想PBR1.34倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年5月6日 株・個人投資家の喫茶店

2018年4月22日日曜日

2018年4月23日~4月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年4月20日
先週の日経平均は続伸。米英仏によるシリア攻撃の影響は軽微でヘッジ売りを出していた向きの買い戻しが入り、週初から続伸しての始まりとなった。その後の日米首脳会談も可もなく不可もなく無難に通過したことで、ショート・カバーを巻き込みながら節目の22,000円を超えた。日経平均は週ベースで383.5円の上昇。

今週の株式市場は、強含みの展開か。オシレーターには過熱感もみられるが、節目の22,000円を超え、日足基準線も上向きに転換したことで底堅い展開が見込まれる。外部環境を見渡すと通商問題は先送りになり、一連の地政学リスクも後退している。ただ、米国の通商政策に関しては、トランプ大統領の強硬姿勢はなんら変わっておらず、中間選挙に向け圧力を高めてくる懸念が残る。従って今後大幅な円安は見込みづらい状況で株式市場の上値を抑制しそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限22,533円、心理的節目22,500円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足雲下限21,587円、日足基準線21,354円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.07倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.96%

今週の予想レンジ:21,500円~22,500円

更新日 2018年4月22日 株・個人投資家の喫茶店

2018年4月15日日曜日

2018年4月16日~4月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年4月13日
先週の日経平均は続伸。週明けは米中の貿易摩擦懸念やシリア情勢を睨みながら神経質な展開だったが、中国の習近平国家主席が講演で自動車の関税引き下げや金融市場の開放、外資の過半出資を認める方針などを示したことを受け、堅調な推移となった。トランプ大統領がTPPへの復帰を検討するよう指示したこともプラス材料だった。日経平均は週ベースで211.22円の上昇。

今週の株式市場は、上値を試す展開か。週末にシリアへの米英仏よる攻撃が実行に移された。週明け日本市場でリスク回避の売りが先行する可能性もあるが、今回も1回限りの限定的なものであることから、持ち直しも早いと思われる。その後、18日に開催される日米首脳会談でトランプ大統領から厳しい要求がなければ、上値を試す展開となりそうだ。目先は200日移動平均線21,409円がサポートで、上は日足雲下限21,967円、心理的節目22,000円など。22,000円付近の戻り売りをこなして行くには商いの増加が必要。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限21,967円、心理的節目22,000円、日足雲上限22,533円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,409円、日足基準線21,159円、3月26日安値20,347円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.87倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.59%

今週の予想レンジ:21,250円~22,250円

更新日 2018年4月15日 株・個人投資家の喫茶店

2018年4月8日日曜日

2018年4月9日~4月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年4月6日
先週の日経平均は続伸。米中の貿易摩擦を巡りへッドラインが出るたびにアルゴが反応して日米とも方向感のない展開となった。日経平均は週ベースで113.22円の上昇。

今週の株式市場は、一進一退の展開か。引き続き米国と中国の通商政策に振らされる週になりそうだ。まだお互い腹の探り合いで最終的な落としどころが見えにくいため、先週同様ヘッドラインが出るたびにアルゴが反応して乱高下する可能性が高い。200日移動平均線21,367円が目先サポートで、上は心理的節目の22,000円、日足雲下限22,287円などがレジスタンスとなる。22,000円付近の戻り売りをこなして行くには商いの増加が必要。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、日足雲下限22,287円、日足雲上限22,539円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,367円、日足基準線21,159円、3月26日安値20,347円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.83倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.59%

今週の予想レンジ:20,750円~22,000円

更新日 2018年4月8日 株・個人投資家の喫茶店

2018年4月1日日曜日

2018年4月2日~4月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年3月30日
先週の日経平均は反発。週前半は米中の貿易摩擦を巡る過度の懸念が後退したことを受け反発しての始まりとなった。その後、上値は重くなったものの、北朝鮮を巡る政治リスク後退を受け、ドル円が106円台の円安に振れたことを追い風に、週末には節目の200日移動平均線を回復した。日経平均は週ベースで836.44円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。米中の貿易摩擦を巡る過度の懸念が後退したとや、北朝鮮情勢をめぐる緊張も和らいでいる。また、米ハイテク株に持ち直しの兆しが出ていることもプラス材料。ただ、トランプ氏の発言一つで再びリスクオフになる懸念もあり楽観は出来ない。チャートは先週末に200日移動平均線を回復したが商いは伴っていない。22,000円付近の戻り売りをこなして行くには商いの増加が必要。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、日足雲下限22,045円、日足雲上限22,539円。下値サポートとしては、日足基準線21,424円、200日移動平均線21,329円、3月26日安値20,347円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.79倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:20,750円~22,000円

更新日 2018年4月1日 株・個人投資家の喫茶店

2018年3月25日日曜日

2018年3月26日~3月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年3月23日
先週の日経平均は反落。週明けは各社世論調査で安倍政権の支持率が軒並み急低下したことが嫌気され、売り先行での始まりとなった。FOMCは大方の予想通りの結果だったが、週末にトランプ大統領が中国製品に対し高関税を課す制裁措置を正式に表明したことで、米中の貿易摩擦懸念が改めて意識され値を崩す展開となった。日経平均は週ベースで1,058.65円の下落。

今週の株式市場は、下値模索の展開か。国内外で悪材料が山積している状況。どれも新鮮味のないもので今さら感もあるが、チャートが崩れてきていることから、買い向かう動きも限定的なものにとどまっている。チャートは先週末にサポートだった200日移動平均線を窓をあけて下回ってしまった。早急に回帰出来ないようだと20,000円の攻防から、更にその下の週足雲上限19,606円などが意識される。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線21,301円、日足基準線21,530円。下値サポートとしては、心理的節目20,000円、週足雲上限19,606円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.28倍 予想PBR1.26倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:19,750円~21,000円

更新日 2018年3月25日 株・個人投資家の喫茶店

2018年3月18日日曜日

2018年3月19日~3月23の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年3月16日
先週の日経平均は続伸。週明けは雇用統計で平均時給の上昇率が縮小したことで、米国株が上昇した流れを受け買い先行での始まりとなった。その後は、米中の貿易摩擦激化懸念や国内では森友問題が重しとなり、商いも盛り上がらず様子見ムードが強まった。日経平均は週ベースで207.31円の上昇。

今週の株式市場は、上下に決め手なく揉み合いか。米国株はナスダックが史上最高値を更新するなど堅調な推移を続けているが、米中の貿易摩擦激化懸念や国内は森友問題を受け安倍政権の求心力の低下が懸念材料。米国のインフレ期待が後退したことで、円安も見込みにくく、週足基準線の22,000円前後からは上値が重くなりそう。下値は引き続き200日移動平均線がサポート。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線21,719円、心理的節目22,000円、週足基準線22,125円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,269円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.91倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.58%

今週の予想レンジ:21,250円~22,250円

更新日 2018年3月18日 株・個人投資家の喫茶店

2018年3月11日日曜日

2018年3月12日~3月16の日経平均予想

先週の日経平均は反発。トランプ大統領が「米国にとって貿易戦争は良いことで、しかも楽勝だ」述べたことで週明けは続落しての始まりとなったが、そのご態度を軟化。国家経済会議のコーン委員長がの辞任などの悪材料もあったが、徐々に買い戻される展開となった。日経平均は週ベースで287.56円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。週末の雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を大幅に上回ったが、平均時給の上昇率が縮小したことで利上げペースは緩やかなものにとどまるとの思惑から、米国株は大幅上昇となった。この流れを受け週明けは買い先行での始まりとなろう。ただ、主要なイベントを通過したことで手掛かり材料に欠け、買い一巡後は次第に上値は重くなりそうだ。先週、米通商政策でトランプ大統領が態度を軟化させたことが好感されたが、中国は関税対象から外れていないことや、EUとの交渉も不透明でまだ予断を許さない。国内では森友問題も相場の重しとなろう。週足基準線21,783円をクリアーできれば、日足基準線前後までの戻りは期待できるが、節目の22,000円からは戻り売りが頭を抑えそうだ。下は200日移動平均線21,216円が引き続きサポート。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線21,783円、心理的節目22,000円、日足基準線22,215円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,216円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.72倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2018年3月11日 株・個人投資家の喫茶店

2018年3月4日日曜日

2018年3月5日~3月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年3月2日
先週の日経平均は大幅に反落。週初は10年物米国債利回りが2.8%台まで下がり、VIX指数も16台半ばまで低下したことが好感され、日米とも大幅続伸での始まりとなった。ただ、その後パウエルRFB議長が議会証言で景気と物価に強気の認識を示したことで、米長期金利が上昇したことや、週末にはトランプ大統領の保護貿易主義的な発言が出て急落となった。日経平均は週ベースで711.14円の下落。

今週の株式市場は、不安定な相場が継続か。米長期金利上昇やトランプ政権による保護主義的な通商政策が今週も相場の重しとなりそうだ。また、VIX指数が再び20台を超えてきたことで、ボラティリティー上昇に伴うリスクパリティー型ファンドなどの売りも警戒される。目先は200日移動平均線21,179円の攻防で、ここを維持できるかが大きな焦点となる。ここを下抜けると20,000円前後まで節目がない。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線21,684円、心理的節目22,000円、日足基準線22,389円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,179円、心理的節目21,000円、心理的節目20,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.65倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:20,250円~22,000円

更新日 2018年3月4日 株・個人投資家の喫茶店

2018年2月25日日曜日

2018年2月26日~3月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年2月23日
先週の日経平均は続伸。VIX指数の低下を受け、米国株が徐々に落ち着きを取り戻していることから、日本株も概ね堅調な展開となった。ただ、引き続き円高が重しで上値は重かった。日経平均は週ベースで172.53円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。VIX指数は2月初旬のピークから低下を続けている。日本株は今週も円高が懸念材料として残るものの、米国株が落ち着いた動きなら戻りを試す展開となりそうだ。パウエル議長の議会証言で米長期金利が再び上昇すると波乱の芽もあるので、その点は注意したい。テクニカル的には、週足基準線21,684円をサポートに、上は日足基準線が位置し、累積出来高が多い22,500円前後がレジスタンスとて意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、日足基準線22,540円、日足雲下限22,962円。下値サポートとしては、週足基準線21,684円、200日移動平均線21,127円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.10倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.57%

今週の予想レンジ:21,500円~22,500円

更新日 2018年2月25日 株・個人投資家の喫茶店

2018年2月18日日曜日

2018年2月19日~2月23日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年2月16日
先週の日経平均は反発。ドル円が一時105円台の円高に振れたものの、VIX指数の低下を受け、米国株が年初の水準を回復したことで買い戻しが優勢になった。日経平均は週ベースで337.63円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試すも上値の重い展開か。200日移動平均線をサポートに下げ渋り、米国株が急落後順調に戻していることもあり、日本株も戻りを試す展開となりそうだ。ただ、円高基調が重しでドル円が心理的節目の105円を割れてくると、100円前後まで節目がないので為替の投機的な動きには注意を要する。下値目処は引き続き200日移動平均線。上は日足基準線が位置し、累積出来高が多い22,500円前後がレジスタンスとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、日足基準線22,540円、日足雲下限22,799円。下値サポートとしては、週足基準線21,684円、200日移動平均線21,059円、心理的節目20,000円など。


東証1部全銘柄 予想PER14.90倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:21,000円~22,500円

更新日 2018年2月18日 株・個人投資家の喫茶店

2018年2月11日日曜日

2018年2月13日~2月16日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年2月9日
先週の日経平均は続落。長期金利の上昇を背景に米国株が連日で乱高下となり、日本株は円高も進行したことで週を通して売りが優勢となった。日経平均は週ベースで1,891.91円の下落。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開か。震源地の米国株が落ち着けば、短期的な売られすぎ感から大幅反発も見込めるが、22,500円に近づいてくると累積出来高が多くなるので、戻り売り圧力が強まりそうだ。一方下値としては、2月6日と2月9に200日移動平均線の21,000円レベルで下ヒゲを出して下げ渋っているので、ここが目先の下値目処として意識される。ここを下抜けてくるようだと20,000円前後まで節がないので注意を要する。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線21,684円、心理的節目22,000円、日足雲下限22,412円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,003円、心理的節目20,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.05倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:20,500円~22,500円

更新日 2018年2月11日 株・個人投資家の喫茶店

2018年2月4日日曜日

2018年2月5日~2月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年2月2日
先週の日経平均は続落。米長期金利の上昇を受け外部環境が悪化。ボラの上昇に伴いヘッジ売りやポジションを縮小する動きが続いた。日経平均は週ベースで357.35円の下落。

今週の株式市場は、波乱含みの展開か。米長期金利の動向を睨みながらボラタイルな展開が継続しそうだ。米国株はバリュエーションが高いだけに、金利に敏感になっており引き続き注意が必要だ。日経平均は、昨年後半の保ち合い上限の23,000円レベルがサポートとして期待されるが、ここを下抜けると日足雲上限22,645円が次の下値目処として意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線23,433円、心理的節目23,500円、心理的節目24,000円、年初来高値24,129円。下値サポートとしては、心理的節目23,000円、日足雲上限22,645円、日足雲下限22,085円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.07倍 予想PBR1.44倍 予想配当利回り1.46%

今週の予想レンジ:22,500円~23,500円

更新日 2018年2月4日 株・個人投資家の喫茶店

2018年1月28日日曜日

2018年1月29日~2月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年1月26日
先週の日経平均は反落。米国株は連日で史上最高値を更新するなど好調な推移を続けたが、ムニューシン米財務長官が訪問先のダボスで「貿易に関して、弱いドルは良いことだ」と記者団に語ったことで、ドル安・円高が進行し、冴えない展開となった。日経平均は週ベースで176.18円の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開か。米国株が好調な推移を続けており、下値不安は乏しいが、引き続き円高が重しとなりそうだ。日足基準線が目先のサポートだが、そこを下抜けても昨年の保ち合い上限の23,000円が強いサポートとなろう。円高一服となれば、再び24,000円を伺う展開が予想されるが、トランプ大統領が一般教書演説で貿易赤字に対する懸念を強調したり、保護主義的内容となれば更に円高が進行する恐れがあり注意を要する。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目24,000円、年初来高値24,129円。下値サポートとしては、日足基準線23,428円、心理的節目23,000円、日足雲上限22,520円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.45倍 予想PBR1.46倍 予想配当利回り1.44%

今週の予想レンジ:23,000円~24,000円

更新日 2018年1月28日 株・個人投資家の喫茶店

2018年1月21日日曜日

2018年1月22日~1月26日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年1月19日
先週の日経平均は続伸。米主要3指数が史上最高値を更新している流れを受け節目の24,000円を超える場面もあったが、引き続き円高が重荷で利益確定売りが上値を抑えた。日経平均は週ベースで154.24円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。国内でも決算発表が本格化する。好決算は概ね株価に織り込み済みだが、好調な外部環境を受け株価は高値圏での揉み合いになると予想する。波乱があるとすれば22~23日に開かれる金融政策決定会合後の黒田総裁の記者会見。テーパリングを打ち消す発言が出されるようだと問題はないが、少しでもテーパリングを滲ませる発言が出されると、マーケットは過剰反応する可能性がある。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目24,000円、年初来高値24,084円。下値サポートとしては、日足基準線23,281円、心理的節目23,000円、日足雲上限22,617円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.51倍 予想PBR1.47倍 予想配当利回り1.45%

今週の予想レンジ:23,250円~24,250円

更新日 2018年1月21日 株・個人投資家の喫茶店

2018年1月14日日曜日

2018年1月15日~1月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年1月12日
先週の日経平均は続伸。連休明けは欧米株式市場が堅調に推移した流れを受け、買い先行での始まりとなった。その後も、米国株は史上最高値を更新したが、日本株は為替の円高基調が重しとなり上値の重い展開が続いた。日経平均は週ベースで60.71円の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開か。9日に日銀が国債の買い入を前回から減額したことをきっかけに円高基調が継続しており、先週同様上値を抑制しそうだ。もっとも米国株は連日で史上最高値を更新中で、グローバル景気の堅調さを背景に下値も限定的か。日経平均は円高にも関わらず日足転換線を維持しており、ここを割り込んでも日足基準線がサポートとなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目24,000円。下値サポートとしては、日足転換線23,344円、日足基準線23,035円、心理的節目23,000円、日足雲上限22,607円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.39倍 予想PBR1.46倍 予想配当利回り1.46%

今週の予想レンジ:23,000円~24,250円

更新日 2018年1月14日 株・個人投資家の喫茶店

2018年1月7日日曜日

2018年1月9日~1月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年1月5日
先週の日経平均は続伸。わずか2営業日しかなかったが、年明けの米国株が上昇し連日で史上最高値を更新した流れを受け、大発会は700円を超える急騰となった。翌日は、一時利益確定売りに押されたが、終わってみれば200円を超える上昇で強い動きが継続。23,000円の節目を抜けたことで、年末にヘッジ売りをかけていた向きが買い戻しを余儀なくされ上昇に拍車を掛けた。日経平均は週ベースで949.59円の上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。さすがに相場の過熱感は否めないが、まだ休み前のショート・ポジションを解消できていない投資家も多そうなので、先物に仕掛け的な買いが入ると、上にしこりがないので値幅が大きく出る状態が継続。ただ、米国株もかなり過熱しているので、何かのきっかけで一旦売りが優勢になると、一気に値を消すリスクもある。短期筋の動向に大きく影響されそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の24,000円。下値サポートとしては、日足転換線23,229円、心理的節目23,000円、日足基準線22,925円、日足雲上限22,369円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.44倍 予想PBR1.46倍 予想配当利回り1.45%

今週の予想レンジ:23,000円~24,250円

更新日 2018年1月7日 株・個人投資家の喫茶店