2018年3月25日日曜日

2018年3月26日~3月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年3月23日
先週の日経平均は反落。週明けは各社世論調査で安倍政権の支持率が軒並み急低下したことが嫌気され、売り先行での始まりとなった。FOMCは大方の予想通りの結果だったが、週末にトランプ大統領が中国製品に対し高関税を課す制裁措置を正式に表明したことで、米中の貿易摩擦懸念が改めて意識され値を崩す展開となった。日経平均は週ベースで1,058.65円の下落。

今週の株式市場は、下値模索の展開か。国内外で悪材料が山積している状況。どれも新鮮味のないもので今さら感もあるが、チャートが崩れてきていることから、買い向かう動きも限定的なものにとどまっている。チャートは先週末にサポートだった200日移動平均線を窓をあけて下回ってしまった。早急に回帰出来ないようだと20,000円の攻防から、更にその下の週足雲上限19,606円などが意識される。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線21,301円、日足基準線21,530円。下値サポートとしては、心理的節目20,000円、週足雲上限19,606円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.28倍 予想PBR1.26倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:19,750円~21,000円

更新日 2018年3月25日 株・個人投資家の喫茶店

2018年3月18日日曜日

2018年3月19日~3月23の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年3月16日
先週の日経平均は続伸。週明けは雇用統計で平均時給の上昇率が縮小したことで、米国株が上昇した流れを受け買い先行での始まりとなった。その後は、米中の貿易摩擦激化懸念や国内では森友問題が重しとなり、商いも盛り上がらず様子見ムードが強まった。日経平均は週ベースで207.31円の上昇。

今週の株式市場は、上下に決め手なく揉み合いか。米国株はナスダックが史上最高値を更新するなど堅調な推移を続けているが、米中の貿易摩擦激化懸念や国内は森友問題を受け安倍政権の求心力の低下が懸念材料。米国のインフレ期待が後退したことで、円安も見込みにくく、週足基準線の22,000円前後からは上値が重くなりそう。下値は引き続き200日移動平均線がサポート。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線21,719円、心理的節目22,000円、週足基準線22,125円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,269円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.91倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.58%

今週の予想レンジ:21,250円~22,250円

更新日 2018年3月18日 株・個人投資家の喫茶店

2018年3月11日日曜日

2018年3月12日~3月16の日経平均予想

先週の日経平均は反発。トランプ大統領が「米国にとって貿易戦争は良いことで、しかも楽勝だ」述べたことで週明けは続落しての始まりとなったが、そのご態度を軟化。国家経済会議のコーン委員長がの辞任などの悪材料もあったが、徐々に買い戻される展開となった。日経平均は週ベースで287.56円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。週末の雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を大幅に上回ったが、平均時給の上昇率が縮小したことで利上げペースは緩やかなものにとどまるとの思惑から、米国株は大幅上昇となった。この流れを受け週明けは買い先行での始まりとなろう。ただ、主要なイベントを通過したことで手掛かり材料に欠け、買い一巡後は次第に上値は重くなりそうだ。先週、米通商政策でトランプ大統領が態度を軟化させたことが好感されたが、中国は関税対象から外れていないことや、EUとの交渉も不透明でまだ予断を許さない。国内では森友問題も相場の重しとなろう。週足基準線21,783円をクリアーできれば、日足基準線前後までの戻りは期待できるが、節目の22,000円からは戻り売りが頭を抑えそうだ。下は200日移動平均線21,216円が引き続きサポート。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線21,783円、心理的節目22,000円、日足基準線22,215円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,216円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.72倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2018年3月11日 株・個人投資家の喫茶店

2018年3月4日日曜日

2018年3月5日~3月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年3月2日
先週の日経平均は大幅に反落。週初は10年物米国債利回りが2.8%台まで下がり、VIX指数も16台半ばまで低下したことが好感され、日米とも大幅続伸での始まりとなった。ただ、その後パウエルRFB議長が議会証言で景気と物価に強気の認識を示したことで、米長期金利が上昇したことや、週末にはトランプ大統領の保護貿易主義的な発言が出て急落となった。日経平均は週ベースで711.14円の下落。

今週の株式市場は、不安定な相場が継続か。米長期金利上昇やトランプ政権による保護主義的な通商政策が今週も相場の重しとなりそうだ。また、VIX指数が再び20台を超えてきたことで、ボラティリティー上昇に伴うリスクパリティー型ファンドなどの売りも警戒される。目先は200日移動平均線21,179円の攻防で、ここを維持できるかが大きな焦点となる。ここを下抜けると20,000円前後まで節目がない。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線21,684円、心理的節目22,000円、日足基準線22,389円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,179円、心理的節目21,000円、心理的節目20,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.65倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:20,250円~22,000円

更新日 2018年3月4日 株・個人投資家の喫茶店